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1984 ■バギ(制作協力 東映動画と共同) ■綿の国星(制作協力 AICと共同) 1985 ■GREED グリード(ビーボォーと共同) ■NORA(制作協力) ■関連タイトル DVD 大自然の魔獣 バギ
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フライパン山での結婚式も無事に終り、パオズ山の新居への引越しも終了して早一ヶ月が過ぎた頃… 太陽が眩い光と共に昇り始め、新しい朝を作り出す。新しい台所に早くも慣れ、チチは手際良く朝食を作った。次々にテーブルに積まれた食材からは、湯気が立ち上っていた。 「こんな、もんだべか…」 花嫁修行の甲斐もあってか、チチは手際が良かった。これだけの量を一瞬にして作りだし、その料理の腕ときたら絶品であった。うめぇうめぇと料理を口一杯に頬張ってチチの作った料理を平らげる悟空の姿を喜々として想像しながら、寝室でまだ夢の中の悟空を呼びに行った。 「悟空さ、朝だべ」 肩を叩きながら声をかけてみる。 「…ん~」 悟空は寝返りを打つのみで全く覚醒する様子が無い。 「悟空さ、起きてけろ」 チチは肩を揺す振ってみたが、今度は反応すら無かった。 「もう!悟空さ!起きないとこうだべ!」 チチは頬を膨らませながら熟睡している悟空の脇腹を擽ってみた。 「わひゃっ!」 悟空は今までの無防備な寝姿とは打って変わり一気に目を覚ました。 「あんれ!悟空さはくすぐったがりだべ?」 「わひゃっ!ヒャッ!ヒャヒャヒャッ!」 悟空の反応がこうも素直だと嬉しくなりついついエキサイトしてしまう。 「ヒャヒャッ!チチ、や、やめろって!」 悟空は我慢できずにチチの両手を掴み瞬く間にベッドに組み臥した。この状態になってはチチは悟空に敵う筈も無かった。 「今度はオラの番だぞ!」 悟空はチチの脇腹を擽ろうと両手で脇腹を掴もうとした。 「きゃっ!悟空さ、オラの負けだ~、」 元来からこそばがりのチチはその動作でも耐えられなくなってしまい、咄嗟に自分の負けを認めた。 「おめぇずりーぞ!」 「これから悟空さ起こす時は素早く逃げなきゃなんねぇな」 笑い零れるチチを見て、悟空も楽しくなってきた。 「くっそ~やっぱりお返しだ!」 徐にチチの脇腹を掴んだ。 「ひゃ!悟空さ!冗談だべ!!!」 チチはやはり笑い興じながら悟空の両腕を力一杯掴んで抵抗する。 一方悟空の方はというと、瞬時に自分の両手から伝わってくるチチの身体の柔らかさを意識してしまった。 自分の心に芽生える感情に戸惑ってしまい擽るどころでは無くなっていた。目前に横になるチチの身体はしなやかで、細い腰は自分がこのまま力を入れれば折れそうだった。掴んだ力が無意識に緩んでいった。 「チチ」 悟空は赤面しながら低い声で目の前にいるチチの名前を呼んだ。突然の真面目な態度にチチは抵抗を辞め悟空を見上げた。 「悟空さ、どうしたんだ?」 チチが小首を傾げ問うた瞬間 "ググッ~" タイミング良く悟空の腹の虫が鳴った。それを聞いてまたチチは笑い転げた。 「ごっ、悟空さの腹の虫は大きな声で鳴くんだなぁ~、腹減ってんだな~」 「お、おう」 自分の深淵を見透かされるのを拒むかのように悟空も笑って見せた。 「朝ご飯出来てるから冷めないうちに食べるだよ」 「そ、そうだな~」 自分の腕を掴んでいるチチの手をしっかり握り悟空はチチと共に起き上がった。 「悟空さ、今日も修行で遅いだか?」 「あぁ、そうだな」 テーブルいっぱいに高く積み上げられた食べ物を頬張りながら、悟空が答えた 「そうけ。じゃ、今日もうんと上手いもん作って待ってるからな」 「おう」 態と素っ気無い態度で返答し、次々に食べ物を口に運ぶ。チチは他にも色々と話かけたが、悟空は心ここにあらずといった返答だった。 悟空の目前に食べ物を置いたら、それに集中してしまい自分に愛想がなくなり話を聞かない事は生活を共にしてよく解かっていた。 日常茶飯事的な悟空の態度を気にもとめなかった。勿論、悟空の憂いにも気付く事などなかった。 「じゃ、行ってくるな」 「うん。気を付けるだよ」 玄関先では、筋団雲に乗った悟空をチチが見送っていた。 「おう」 早々に筋団雲が高く空に舞い上った時、チチが大声で呼び止めた。 「悟空さ、弁当!」 それに気が付き、悟空は筋斗雲に乗りながら近付いてチチに近付いた。 「わりい、わりい」 悟空はチチから弁当を受け取ると脱兎の如く大空へ上昇し、彼方に消えた。 「悟空さが食べ物の事忘れるなんて、今日は雨でも降るんだべか?」 最愛の夫の微妙な変化を感じながらもチチは特に気にも留めずに家の中へ入って行った。 「チチの奴、全くその気がねぇんだもんな…」 筋斗雲を走らせながら悟空は呟いた。筋斗雲から地上を覗くと森の間を縫って川が流れている。 悟空は筋斗雲を急降下させると、水辺に降り立った。足元に転がる小石を川に投げ入れると水飛沫が豪快に弾けた。 「はぁ~」 煌びやかに舞い散る水泡を眺め、悟空は溜息を吐いた。 今朝のやり取りも自分には精一杯のシュチュエーションだったにもかかわらず、チチは見事にスルーした。 孫家ではここ半月はそんな不毛なやり取りが繰り広げられていた。 「チチの奴、いってぇどういうつもりなんだ?」 暗鬱な気持ちを掻き消す様に武道着のまま川に飛び込んだ。確かに結婚したいと申し出たのはチチの方だった。 しかし、そう言った甘いムードをチチは全然出してこない。 悟空の方というとウェデングドレスの一件から、チチをどんどん身近に感じていると言うのに、チチはまるで仲の良い兄弟、例えばブルマやクリリンの様に接してくる。 悶々と考え込む悟空は川底に付き、そこで座禅を組んだ。自分の服から残っていた空気が泡となって目の前通りすぎていく。 まさか、夫婦の本当の意味を知らない訳でもないだろう。 出会って直ぐに結婚したから自分を見定めているのかもしれない。しかし、チチはそんな計算高い女には全く見えない。 それに自分も神様の所で修行してなければ何も解かっていなかったかもしれない。散々考えた挙句にその考えに辿り着くと、悟空は禅を解き川底を蹴って水面を目指した。 「ぷはっ」 水面に顔を出し、新鮮な空気を取り入れた。 「よし!」 水辺に上がり二、三度頭を振り水を弾き飛ばすと、大声で筋斗雲を呼びその場を後にした。 そのころチチは庭で洗濯物を干していた。真っ白に洗いあがったシーツは空の雲と同じ色。 気持ち良いぐらいに晴れあがった空を見上げた。 「悟空さは変だったけど、雨は大丈夫そうだな」 専業主婦とはいえ、やることは次々に出てくる。次は部屋掃除だ、等と考えながら伸びをすると、チチの目前の青い空白い雲の中に金色に光る雲が近付いてきた。 「んっ?」 伸びを途中で止め凝視すると悟空だった。 「あんれ?悟悟空さ?どうしたべ?」 突然帰宅した悟空に驚嘆しながらも嬉しそうに近付いていった。 「いや、今日は修行に身が入らねぇから帰ってきたんだ」 「ふ~ん…悟空さでもそんな事があるんだなって、あんれ!悟空さ何やってきただ!服がびちょびちょでねーか!」 チチの表情は感嘆から一変して頬を膨らませ怒ったフリをしてみた。勿論悟空にもそれは通じていたので、頭を二、三掻いて誤魔化した。 「早く風呂入んねぇと風邪ひいてしまうべ」 チチは膨れっ面をやめて、空になった洗濯籠を持ち上げた。 「あ、オラ持ってやるよ」 何も入っていない籠は軽いもので、それに庭から家は目と鼻の先だった。それでもチチは悟空の気持ちが嬉くなった。 「そうか、ありがとうな」 家族はお互いがお互いを思いやれば、幸せになれると実感した。悟空は洗濯籠を受取り、空いている手でチチ手に触れてみた。 チチは莞爾として笑んで悟空の手を握り返す。二人は手を繋いだまま家へ向かった。 「ありがとうな、悟空さ。これ、おいてくるべ」 家に入って悟空から籠を貰おうとした時、急にチチの視界が山吹色になった。 「ひゃ!!!」 突然の出来事にチチは驚愕の声をあげた。何が起こったのか理解出来ずにいると、頬には悟空の鼓動が響き、刹那、抱き締められている事が解かった。 幼い頃に抱かれた(いだかれた)父牛魔王の懐を思い出す。しかし牛魔王の慈愛に満ちた抱き方とは全く違い、強く抱き締められている。 それに聞こえてくる悟空の胸の早鐘と比例してその腕にかけられる力が徐々に強くなっていった。 「悟空さ、服が濡れちまうべ!」 腕の中のチチ声で悟空は我に返り手を解いた。 「お、おう!」 チチは、悟空の腕から逃れ悟空の顔を覗きこむと眉間に皺を寄せた。 「それに、力が強すぎるべ?そんなんじゃ、悟空さとオラの赤ちゃん出来た時に潰されちまうでねーか。オラ心配だべ」 「え!」 悟空はチチの一気に捲し立てられた言葉の中にある、意味深長な部分を聞いて固まってしまった。 やはり自分の気持ちを見透かされているのだろうか? 「な~に驚いてるだ?一緒に暮らしてたらそのうち子供が出来るべ?」 やはり悟空は強張った表情のまま動けないでいた。 「…じゃ、お風呂沸かして来るべ」 そう言って、チチは足早に浴室へと向かって行った。悟空はそんなチチを呼び止める言葉が見つからなかった。 二人の歯車は微妙にずれていった。 夜が来ていつもの様に寝室で眠る。満月の光りがカーテン越しに差し込む。その先には、すっかり熟睡しているチチ。その隣には頭を抱え物思いにふける悟空の姿があった。 「どういう事なんだ?」 溜息混じりに呟きながらチチを見遣る。口を少し開け、あどけない表情で眠るチチ。 今まで自分なりに精一杯のアピールもしてみたが、どうも甘いムードとは程遠い。 子供を成すという意味を解かっているのかいないのか…もし、解かっていないのなら自分が一から教えなければならない。 しかし本来口下手な自分が神様の所で学習した事をチチに一から教える事は到底無理に近い。 隣では小さな寝息を立てて眠るチチ。これ以上の生殺しは身体が持ちそうも無い。 満月の光りが雲で遮られ辺りが暗くなったとき、悟空は言葉より行動で示そうと決意した。 冷たい空気を身体に感じ、チチは眠りが浅くなった。蒲団を蹴飛ばしてしまったのだろうか? 寝ぼけた頭で暗闇の中を気だるそうに細い腕を動かし、自分に掛けられているであろう蒲団を探す。 手に触れる物があり、自分に掛けようと思ったが、何時もの蒲団の感触とは明かに違う。 その感触確かめながら、徐々に覚醒していった。 「う~ん?」 重い瞼を開き目を凝らしてみる。暗くてはっきりとは見えないが、明かに自分に覆い被さる人影が見えた。 「…う…ん、悟空さ?」 自分が触っているのは悟空の引き締まった大胸筋、しかも直接肌に触れていた。そして自分も一糸纏わぬ姿である事に気付いた。 悟空の胸から手を離し、目を擦りながら呟いた。 「何でオラこんな格好で寝てるだ?悟空さも何で服きて無いん…」 悟空は素早くチチのその腕を掴んで蒲団に押しつけ、自分の唇でその言葉を遮った。 「……!」 突然のキスにチチは瞠目する。悟空の荒い息がチチの顔に掛かる。チチは成すすべも無く、悟空の舌を受け入れた。 悟空のそれはまるで生き物の様にチチの口内を侵食し、チチは苦しさから首を左右に振ろうとした。 しかし悟空は素早くチチの両腕をチチの頭上に組んで片手で捕らえ、残った手でチチの顔を固定した。 「…!…!」 チチの声にならない声がくぐもった音を発した。 どうして、悟空は自分にこんな事するのだろうか?激しいキスの中チチは悟空の理解出来ない行動の原因について考えていった。 自分を凝視していたり、何を言っても上の空だったり、やたらと身体を密着させてくる。かと、思えば急にびっくりしたり…。 今までの悟空の性格を把握出来ていなかったので、それが彼の気質だと思っていた。 自分が悟空を知らない間に怒らせてしまったのか?そういえば、最近悟空の様子がおかしくなかっただろうか? おかしいといえば、ここ最近食欲が落ちているような気がする。全身を触って来たり、凝視するのは…。そうして、この貪るようなキスはひょっとして…。 成すすべも無く悟空を受け入れているチチは、いきなり抵抗を始めた。そんなチチの態度に、悟空は舌での侵食を止め、唇を離す。 チチは息苦しさから咳き込んだものの、間髪入れずに悟空に問うた。 「悟空さはオラを食っちまうつもりなのか?」 パニック寸前のチチは冷静な判断力を失っていた。勿論ギリギリのところにいる悟空も同じ事であった。 食っちまうという言葉を別の意味に捉えた悟空は、今までの杞憂はや心労は何だったんだと思うと同時に、自分を試したチチに苛立ちを感じ始めていた。 お互いの思考がかけ離れていく瞬間だった。 「そうだ」 悟空は、低声で短く告げ、その苛立ちからかチチの手首をきつく握り締めた。 「や、やんだ!」 チチは完全にパニックに陥ってしまった。身体をひねり悟空の束縛を解こうとするのだが、当たり前だが無駄な事だった。 どんなに抵抗しても悟空は拘束を外さない。 「いや!悟空さ!」 悟空はチチの抵抗を軽く遇って首筋に舌を這わせて軽く噛む。その啄みは、チチを余計に恐怖に陥れ、ぞくりとした感覚が背中に走った。 悟空の熱い体温と荒い息遣い、そして強い鼓動をチチは感じていた。自分は、ここで食べられてしまい死んでしまうのだろうか? 自分を育ててくれた優しい父にももう逢えないのか?ずっと恋焦がれていた最愛の人との夢の様な暮らしも今夜で終りなんだろうか? きっと、悟空は結婚を承諾した時からこのつもりだったのであろう。でなければ、あんなにあっさり返答出来る筈も無い。 チチは憔悴しきって抗う事も諦め、瞳を閉じ、悟空に身を委ねた。瞳から勝手に零れ落ちる涙は止められなかった。 悟空は既に抵抗を辞めたチチの四肢から自分の掌を持って来ると、チチの胸にある柔らかな果実を揉みしだく。 それは柔らかいのに弾力性に富んでいて、それでいて吸い付いてくる様で、悟空にとっては初めての感触であった。 その感触を楽しむかのように玩んでいると、少しずつではあるが、双実の中央にある突起が隆起してきた。悟空は痛いぐらい上向きになっている突起の周囲に息を吹きかけてみた。 いくら無抵抗になっているといっても、普段全くそういった刺激を受けない部分なので、チチは身体を震わせた。 そんなチチの反応を見て悟空は口元で笑い、果実をきつく啄み吸うと滑らかなチチの胸に赤い印が刻まれた。 その行為を終無く続かせると、チチの真っ白な艶やかな胸は無数に悟空の印が刻み込まれていた。 そして悟空はチチの大腿を強引に開くと未だ充分に濡れていない入り口に自らの欲望の塊を宛がった。瞬間チチは悲鳴を上げた。 それはまるで自分の体内に焼鏝を当てられているような感覚たっだ。今まできつく閉じられていた瞳を大きく見開いて、覆い被さっている悟空を捕らえた。 しかし、涙により直ぐに視界が歪んだ。苦痛により身体を仰け反らせるが、悟空の太い腕に押さえ込まれた。 悟空は少しずつ腰を進めていくと、チチの体内のある部分に辿り着いた。 そこは異物の侵入を防ぐかのように悟空を拒絶する。悟空は先ほどとは一変して一気に侵入した。 その行動によりチチの体内で、何かが壊れた。先ほどとは比べられないその激痛、しかも悟空は更に奥へ奥へと捻じ込んで行こうとする。いくら抵抗しても、泣き叫んでも、悟空は辞めなかった。 激しい痛みから逃れる術はただ一つ…。チチは、意識を手放した。 薄暗い朝靄の中でチチは目を覚ました。口内はカラカラに乾いており、頭痛もした。 重い身体を起こそうと試みるが、全身が特に自分の中心が痛くて起きあがれない。それでも無理に起きあがると、掛けられていた蒲団が乾いた音を立ててベッドの下に落ちていった。 その事によって自分の身体に無数の赤い斑点が付いている事に気付き、瞬時にあの恐ろしかった出来事が走馬灯の様にチチの脳裏に駆け巡った。 「目ぇ覚めたんか?」 不意に背後から声をかけられた。その声の主は悟空。背後に悟空がいる、そう意識しただけで全身が身震いし、チチの全身にじんわりと冷たい汗が流れる。 チチは背中に痛いほどの視線を感じたが、恐怖が身体を支配して悟空の方を振り向けずにいた。まだ家の周りにいる動物達も眠っているためか静寂の中時間だけが過ぎていく。 「チチ」 その沈黙を破ったのは悟空だった。 「チチ、こっち向けよ」 しかし、チチは振り向く事が出来ないでいた。悟空は身体を起こしてチチに近付き、その震える肩を掴んで強引に自分の方に引き寄せた。 腕の中のチチの身体は冷たく、全身を強張らせ震えていた。そんなチチを見て悟空は罪悪感に苛まれた。 「辛ぇ事して悪かった…」 悟空は沈痛な面持ちでそう告げた。昨夜はあんなに恐ろしく見えた悟空が、今は意気消沈している。 やはり自分を食べなかったからなのか?自分が抵抗したからだろうか?チチは、悟空の寂然とした態度の前でどんどん自責の念にかられていった。 と、同時に自分がどれだけ悟空の事を愛しているかも実感した。そして、こんなに愛している人の一部になれるなら本望ではないかと感じた。しかし、チチの心に新たな疑問が生まれる。 「どうして、途中で止めたんだ?」 今にも泣き出しそうな声で呟いた。 「へっ!?」 悟空は不意を付いた質問にどまぐれるが、 「おめぇが、意識失っちまったから途中で止めた」 極めて真摯な態度でそう告げた。 「そうか…今からオラを食っちまうつもりなのか?」 「おめぇが良いって言うんだったらよ…」 「そうか、解かっただ。」 チチは一度頷いてから悟空の顔を見た。 「でも最後にお願いがあるだ。おっとうに逢いたい。プライパン山の景色も見たいんだ。まだ、お別れを言ってないべ…」 ほろりとチチの瞳から涙が落ちた。 「お別れって、おめぇ何言ってんだ?」 悟空は呆気に取られ涙を拭く事が出来ない。チチは自らの涙を手で拭うと 「悟空さ今からオラを食べちまうんだろ?」 それだけ告げ、また項垂れた。 「…!」 思考を巡らせ、悟空はチチが今発してた言葉の意味を悟った。昨夜、はっきり言葉に出来ない自分にチチが誤解してしまったのだ。だからあんなに脅えていたのかもしれない。 可哀相な事をしてしまったと思うと同時に、自分がチチに試されていたのでは無い事に気が付いた。 そして、今までの暗鬱な気持ちが無くなると、嘘の様に心の澱が解けていき、自然と笑みが毀れた。 食うの意味を誤解したままのチチにちゃんと説明しなければいけないと解かってはいるものの、どうしても笑いが止まらない。 そんな態度の悟空にチチも最初は驚いたが、何時まで経っても笑っている悟空に腹が立ってきた。 「何がそんなにおかしいべ!最後ぐらいおっとうに逢わせてくれてもいいべ!」 チチは目の前にある悟空の大胸筋を思いっきり抓った。 「痛っ!悪ぃ悪ぃ」 悟空はチチに対する愛しさが込上げて来て、自然と頭を優しく撫ぜた。チチはそんな悟空に疑心の目を向けた。 「チチ、昨夜は辛ぇ思いさせて悪かったな。」 悟空はチチをあやす様に抱きながら続けた。 「でもいくらオラが大食らいだからって、おめぇを食べたりはしないって。」 「だって悟空さはオラを食べるって言ったじゃねえか!」 チチは悟空の顔を睨み付けながら言い放った。 「あぁ、オラが悪かったって…食って言ったのはなぁ…違う意味の食うだ」 あやす様に諭す様にチチとは正反対のゆっくりとした口調で言う悟空に毒気を抜かれチチは落ち着きを取り戻す。 「なんだ?どういう事だ?」 「夫婦の意味の食うって事だ」 チチは悟空の言っている事が理解できず深く考え込んだ。チチの中では食うイコール食うなのであって、他に意味は成さない。すると悟空はまた続けた。 「ところでおめぇ、子供ってどうやって作るんか知ってっか?」 夫婦の食う話と子供を作る話はどういう接点があるのか解せなかったが、 「ばかにすっでね!そんな事ぐらい知ってるだ!夫婦が一緒に仲良く暮らしたら神様が奥さんのお腹に赤ちゃんの種を運んでくれるだよ。小さい頃に読んだ絵本にそう書いてあっただ」 悟空に自信満万にそう主張した。悟空はチチの返答を頷きながら聞いて、これまでのチチの一連の行動に合点がいった。チチは子作りの何たるかを全く理解していないのだ。その結論を出した以上、正確な知識を教えるのは夫である自分の勤め。 でなければ、この先チチはその度に傷付きそして泣くのであろう。それだけは嫌だ。それだけは絶対に避けなければいけない事と思った。しかし自分には上手くその意味を説明する自信が無い。 「う~ん…」 チチの今までの意気揚揚とした態度は困惑している悟空を見て不安そうな表情をに変わっていった。 「ひょっとして…違うだか?」 「う~ん…神様っていうのがなぁ…」 「違うんけ?」 「う~ん…それじゃオラの子じゃねぇ、神様の子供になっちまうな」 「ええっ!おら緑色で触覚のある子供なんて嫌だ!どっどうしたらいいだ!おら悟空さの子供がいいべ!」 悟空は狼狽するチチの肩を抱き宥める様に頭を撫ぜた。 「でぇじょうぶだ。神様には出来ねぇ。オラの子供だったらオラにしか無理なんだ」 「悟空さに出来る事なんだな?」 「あぁ。オラが実践で教えてやる」 そう言い切って悟空はチチをベッドの中央に横にさせた。 「オラ、どうしたらいいだ?」 未だ不安な表情を向けるチチの頬を撫ぜ、破顔すると 「大丈夫だ。オラに任せとけって」 悟空はチチの唇を指で拭い自分の唇を合わせキスをした。それは昨夜の様には荒々くなく、チチを愛しそうに味わうものだった。 最初チチは悟空の舌の動きに戸惑っていたが、ようやくそれに慣れた。そして自らも悟空を感じ取る様に自分の口内に入っている悟空の舌を軽く擽った。 長い長いキスの間チチは頭が甘く疼くのを感じた。悟空は唇を離すと、二人の間には細く光る糸が渡る。 「悟空さ、オラなんか変な感じがするべ」 「あぁ、それでいいんだ」 短く答えられたが、それでチチは安心し再び悟空に身を任せた。悟空はチチの鎖骨を縫って昨夜自分が無数に付けた赤い印を唇でなぞっていく。 悟空は休む事無く果実に舌を這わせた。昨夜はあんなに恐ろしかったその行為。しかし今は、チチの身体の芯に痺れるような感覚が芽生えさせた。 その感覚は昨夜悟空に壊された部分に甘い痛みを与えていった。チチの漏らした息は、徐々に甘い吐息に変わっていく。そんな微妙な変化を楽しむかの様に、悟空は中央の隆起を口に含み舌先で転がした。 「あっ…!」 チチはその感覚に耐えきれずシーツを掴み身体を固くした。しかしその小さな喘ぎを悟空は聞き逃さなかった。突起への刺激を止めると身を乗り出してチチの顔に近付いていった。 チチの頬はピンク色に上気し妖艶な瞳で悟空を見た。悟空も普段とは明らかに違う情熱的な瞳でチチを見ている。始めて見る互いの表情。 チチは面映さから思わず顔を背けてしまうが、悟空はそんなチチの態度に益々自分の猛りを熱り立たせた。悟空はチチの両足を割り間に入っていくと、自分の鈴口をチチの泉に二、三滑らせ侵入を試みた。 「痛いっ!」 痛みは昨日よりは幾分かはマシになっていたがそれでもかなり痛い。悟空は腰を引き、侵入を辞めた。 「ひょっとして昨日、痛かったんか?」 チチは黙って頷いた。悟空は昨日自分がした事によってチチが壊れてしまったのではないかと突如不安に陥った。そして心配そうに入口を覗き込むと、微かに血液の匂いがした。 やはり、傷つけてしまったのか?悟空は落ち込んだが、悟空は幼少より傷は舐めて治すという信念があった。それを実行しようと決めた。舐めてみるそこはしっとりと濡れていた。 「ひゃっ!悟空さ何やってるだ!」 チチは驚きの声を上げて両足を閉じ様とする。しかし悟空は黙してがっちりと両足を掴み、そのまま舌で傷口をなぞっていく。随分とその行為を繰り返すと傷口から、愛液が滴り落ちた。 チチの吐息は先ほどの様に甘く、時折小さな喘ぎを漏らす。悟空はその行為がチチに快感を与えている事が解かった。 悟空も実のところセックスのノウハウまでは教わっていなかった。神様とミスターポポが受精のメカニズムについては詳細に渡って説明してくれたが、女性の喜ぶ部分や感じる部分など教えてくれてはなかったのだった。 亀仙人の所で国後の時間に読んだマーガレットとボブの話も肝心な所が抜けており参考にもならなさそうだ。だったら自分で見つけていくしかない。 「チチ、気持ち良かったら言えよ。」 悟空の舌はチチの泉を探る様に動かしていく。舌が泉の上部にある小さな突起に当った時、チチは大きな嬌声をあげた。その芽は大半が周りの皮膚に囲まれており、悟空は芽を何度も舌先で突付いてみた。すると控えめに顔を出していた部分は少しずつ固さを増した。 悟空は舌で器用にその芽の周辺の皮膚を剥き軽く吸ってみると、 「あっ!は…あああぁあっ」 チチはあられもない声を上げ絶頂に達してしまった。 それを挿入の合図と取った悟空は素早くチチの入口に鈴口を密着させ 「入れっぞ」 と低い声で告知した。先ほどの甘い波に浸るチチに悟空の言葉は耳に入らず、返答は無かった。悟空は腰を押し進めチチの中に己の猛りを埋没させていく。 充分に濡れたそこはきつく狭かったが、昨夜よりも上手に悟空を受け入れた。それによってチチは先ほどの甘い夢から現実に引き戻された。 昨夜の恐ろしい出来事がチチの脳裏にフラッシュバックする。しかし昨夜より痛みも少なく、先ほどの余韻により痛みすら快感に変えていった。 悟空は、チチの様子を見ながら緩やかに動いていく。 「う…あんっ、悟空さ…」 チチはうっすら目を開けて悟空の名前を呼び縋り付いた。 「チチ、チチ」 愛しくて堪らない。何度もチチの名前を呼び、腰を激しく打ち付けた。先ほどよりも強い刺激を受け、チチの足元から快楽の波が訪れ全身を駆け巡る。 「あっ!あ!………ごっ…悟空さ、ああぁああっ!」 チチは一層高い婀娜声を上げる。チチの体内が激しく痙攣を起こして、悟空自身を締め付けた。 悟空もチチの身体を抱き締めながら、自分の遺伝子の結晶をチチの最奥に放った。チチは自分の体内に暖かいものがいっぱいに広がるのを感じ、それが悟空の種である事を理解した。 二人はようやく本当の夫婦になれた。 「解かったんか?」 悟空は隣で荒い呼吸のままの横になるチチの黒髪を玩びながら問いかけた。 「うん。これで悟空さの赤ちゃん出来ただなぁ」 嬉しそうに自分の下腹部を撫ぜる。 「いや、それは解からねぇ。そっからは神頼みだな」 「ふ~ん。そういうもんだべか?」 少し残念そうに言うチチを抱き寄せ悟空は耳朶を舐めた。 「あぁ。この先オラがゆっくり時間をかけて仕込んでいってやるよ」 完
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浮かび上がった上空で、悟空は視界の端に、森の小道を歩いてくる小さな人影をとらえた。 (チチだ。) 「おーい、チチー!こっち・・・」 叫んで手を振ろうとしたとき、悟空の頬を鋭い光がかすめ、森を抜けたばかりのチチに向かって 突き進んだ。 「お父さん!隙あり!!」 悟飯が悟空に向けて放ったかめはめ波。 「バカ野郎!!」 怒号も終わらぬ内に悟空の姿は一瞬で消えた。次の刹那、何も知らずに歩いてくるチチに 突き飛ばすように抱きついた。 ズザ―ン かめはめ波は付近の岩山と木々をなぎ倒し、辺り一面、土煙がたちこめる。 「お父さん!」 悟飯はその場へ急降下した。 「どうした、悟飯?!」 共に修行をしていたピッコロもすぐさま悟飯の傍らに降り立つ。 「お父さんが・・・」 悟飯はもうもうとたちこめる土煙を指差した。薄れゆく土煙の中、クレーターのように削られた 穴の中心に、折り重なって倒れる二つの人影が現れてきた。うつ伏せの悟空と、その体の下に 抱きしめられたチチだった。 「お父さん!お母さん!」 悟飯は夢中で二人に駆け寄った。父親から一本取るという功に焦り、修行の場に弁当を届けに 来た母親に気付かなかった。 半泣きの悟飯は、覆いかぶさった悟空の肩を揺さぶった。 「お父さん!お母さん!大丈夫ですか?!」 まず、後頭部を手で押さえながら悟空が身を起こした。 「うう・・・悟空さ、いったい何があったんだべ?」 悟空に続いてチチも身を起こす。 「いてて・・・悟飯、気ぃつけろよ。母ちゃんが近くにいたんだぞ。チチィ、怪我ぁねえか?」 顔を見合わせる二人の間に沈黙が流れる。そして―― 「なんでオラがいるんだあ?おめえもオラかァ?!」 「ぎええええええっ!!おらがもう一人いるだよ!!」 互いに相手を指差し悟空とチチは絶叫した。お互いの顔をまじまじと覗き込み、それぞれの 瞳に映った己の顔を確認した。それから自分の体中を手の平でパンパンと叩いた。 「ひえええええ!どうなってんだべー?おら、悟空さになっちまってるだよー!」 「あっらー、オラ、チチになっちまったぞ。まいったなあー」 「ああ!おらが悟空さになっちまっただ。もう、おしまいだべー・・・」 悟空はへなへなとその場にしゃがみこみ、両手で顔を覆い、肩を震わせながら泣き崩れた。 一方、その横でチチは頭をかきながら、泣き伏す悟空を慰めた。 「なあ、泣くなよ。なんとかなるって。」 顔を覆って泣く悟空と、情けない顔をしたチチ。この異様な光景に、悟飯とピッコロは 声もなく立ち尽くした。 「ど、どうしたんですか?お父さん?お母さん?」 悟飯は恐る恐る声をかけた。 「おう、悟飯。なーんか、よく分かんねえけど、オラとチチが入れ替わっちまったらしいや。」 チチが肩頬を指でポリポリとかきながら、間延びした調子で答える。 「え?じゃあ、今、話しているのはお母さんじゃなくてお父さんなんですか?そして、この 泣いてるのが、お父さんじゃなくてお母さんなの?」 悟飯は我が目と耳を疑った。実際、目の前にいるのは紛れもなく父母であり、その声も 父母のものと変わりがない。だが、その仕草と口調から察すると、本当に悟空とチチは 入れ替わってしまったらしい。 腕を組み、瞑目していたピッコロがおもむろに口を開いた。 「どうやら、先程の衝撃で、二人の体が入れ替わってしまったらしいな。」 ふーっ、とピッコロは溜め息をつく。 「おら達、もとに戻れるだか?ピッコロさ?」 胸の前で祈るように手を組み、不安そうにピッコロを見上げる外見悟空内面チチ。 「貴様、その格好をやめろ・・・貴様らがもとに戻れるという保障はない。だから・・・・」 「だから・・・?」入れ替わった二人は次の言葉を待った。 「だから、これも運命とあきらめて、人造人間襲来に備えてお前が修行に励め!」 ピッコロは悟空の顔に人差し指を突きつけた。 「えーっ?!おらが悟空さの代わりに人造人間と戦うだか?!そっただこと出来るわけねえべ!」 首を左右に振って悟空の中のチチは強く拒絶する。 「いいか、貴様と孫が入れ替わっていようが、人造人間達はお前を『孫悟空』として殺しに来る。 殺されてもいいのか?」 「ぐ・・・」 悟空となったチチもさすがに言葉を詰まらせた。人造人間襲来まであと2年しかない。微かな 望みを抱くより、チチが悟空の体を使いこなせるよう修行したほうが2年後の決戦に有利だろう。 この現実主義のナメック星人はそう判断した。 「殺されたくなかったら修行しろ。貴様とて武術の心得はあるのだろう?」 威圧的なピッコロの口調に、チチも「わかっただ・・・」と答えてしまった。 「ちょ、ちょっ、ちょっと、待ってくれよ!チチがオラの代わりに戦うんなら、オラはどうすんだ?」 チチとなった悟空が、勝手に結論付けてしまった二人の間に慌てて割り込んできた。 「貴様は怪我をせんように家にいろ。中身は孫でも、体と力は貴様の妻のものだ。」 「いい?!そんなのひでぇぞ!オラ、すげー強えヤツと戦えるって楽しみにしてたのに・・・」 「あー!!悟空さ!地球の未来がかかってるっちゅうから、おら、この三年間は仕事も勉強も しねえで修行することを許しただぞ!そっただ了見なら、今すぐ働いてけろ!!」 「ま、待てよ、チチィ・・・だからさあ・・・」 外見上は、腰に両手をあてて怒る悟空と、冷や汗をかきながら言い訳をするチチ。 「そこまでだ!喧嘩をしている暇があったら修行をするぞ。」 犬も喰わぬナントカをさっさとおさめ、ピッコロは悟飯と悟空、否、チチを修行へと促した。 「くっそー!!戦えねえなんて!!」 ぷりぷりと怒りながら、チチならぬ悟空は家に帰ってきた。悟空にとってはチチと体が 入れ替わってしまったことより、人造人間と戦えないというショックの方が大きい。 「なんだってんだよ!」 常人と比べれば桁違いの運動能力を誇るチチの身体も、悟空にしてみれば瞬間移動は おろか、舞空術も使えない不便な身体にすぎない。慣れない身体はまるで水に濡れた 服を着ているみたいだ。 「なーんか、この服、じゃまなんだよなあ。」 身体が重く感じるのは、結い上げた髪や、チャイナ服の長い袖と裾のせいだ。そう思い悟空は 乱暴に髪をほどいた。頭を振ると長い黒髪が背中に垂れた。首筋から鎖骨に沿って並ぶボタンを 外し、床に上着を脱ぎ捨てた。腰のサッシュを解き、左右の足をこすり合わせるようにしてズボンを 足から引き抜く。薄いキャミソールを頭から抜くと、鏡台の中のパンツ一枚のチチと目があった。 チチは決して人前で着替えなどしない。それが胸を隠さずこちらを向いているチチの姿は奇妙で 新鮮だった。鏡台に一歩近づくと、鏡の中のチチも一歩近づいてくる。均整のとれた上半身には、 赤い花がいくつか散らばっている。それは紛れもなく昨夜、悟空自身がチチにつけた口づけの痕 なのだが、今や「我が身」についていることが何とも不思議だ。 「お?チチのやつ、こんなおっぱいの形してたか?」 寝台に横たわった妻の乳房の形は見慣れているが、真正面に立っている妻の乳房を見るのは 随分と久しい。お椀を伏せたような形の真ん中に、大きすぎず、そして満月のような乳輪、薄桃色の 乳首。服を着ているときは気付かなかったが、裸になって、少し体を動かすと、胸がぷるんぷるん、と 上下するのがわかる。 「こんなおっぱいがついていたら、歩きにくいだろうなあ。」 悟空は両手で揺れる乳房を押さえた。赤ん坊の頬のように柔らかく、指を跳ね返すような弾力。 「自分」の胸を触っただけで、身体の中心がジーンと熱くなる。 (そーいや、チチのやつ、おっぱい揉んだだけでイッちまうもんなあ・・・) 手に伝わる柔らかな感触と、脳に伝わる胸を愛撫される感触。膝がガクガクして立っていられない。 悟空、いや、見た目チチは鏡台の前のスツールに腰を下ろした。そのまま乳房を両の手の平で 包んで揉んでいると、股間が次第にむず痒くなってきた。悟空は右手を乳房から外し下に移動させると、 ショーツの中に指を差し入れた。 柔らかな春草をかき分けて指を奥に進めると、谷間から顔を出した尖った芽に中指が触れた。 「うはっ・・・!」 体中で最も敏感な部分に触っただけで、ビクン、と体が跳ねた。 (こんなに気持ちいいんか・・) 悟空は恥骨を押すようにして、クリトリスを中指の腹でこねくり回した。自分が男の体だった時の、 男根をしごかれる感じに似ている。自分がチチに対して同じ行為をすると、チチは目をつむり、 首をのけぞらして切ない声を漏らす。そのまま昇天してしまうことも珍しくない。 (そっか、チチの奴、こんなに気持ちいいんか・・・でも、なんでアイツ、いやとかダメとか言うんだ?) 快感の最中にふと疑問が湧いた。チチは悟空の身体の下で、よく拒絶の言葉を吐く。 (気持ちいいなら、イイって言やいいのによ・・・) でも、そんな小さな疑問も不満も、すぐに右手の動きに消されてしまった。悟空は手の動きを早めた。 「は、はっ、すげ・・・・いい・・・」 薄目を開けると、チチが足を左右に大きく広げ、谷間を指でなぞって喘いでいる姿が 飛び込んできた。何のことはない。鏡に「自分」の痴態が映っているだけなのに、自慰に ふけっている妻を覗き見するような錯覚。声をあげているのは悟空自身なのに、耳に入る のはチチの喘ぎ声だ。自慰にふける鏡の中のチチを見ていると興奮は高まり、指の動きは 更に早くなる。 「チ、チチッ・・・ハッ、ハア、ハァ・・・ああっ!」 悟空は身体をくの字に折り曲げて達してしまった。 男の快感は落雷の衝撃のようなものだが、女の快感はジワーッと余韻が残る。でも、まだ 何か物足りない。自然に、それは自然に、悟空はもう一度、指を股間へ這わせた。 股間はしとどに濡れており、座ったスツールに染みを作っていた。指頭が当たると、まだ身体が 震える陰核を通り過ぎ、その奥に指を進める。するり、と人差し指は滑った洞穴に吸い込まれた。 「くっ!」 微かな痛みに悟空は眉をしかめた。 (アソコの中に入れられると痛ぇんだな・・) それでも、おそるおそる、そろりそろりと指を進める。チチの内部は悟空の細い指を締め付ける。 その感触は悟空が悟空の身体だった頃に慣れ親しんだものだ。このまま指を進めると、チチの ヨガル場所がある。指の付け根いっぱいまで入れて、指を少し曲げるとたどり着く場所。 己の経験を頼りに、悟空は「自分の体」の内奥をたどる。悟空は肩で息をしながら顔を上げた。 正面の鏡の中のチチが潤んだ目でこちらを見ている。 「そんな顔でオラを見んなよ・・・」 悟空は夢中で内部を掻き回した。 チチもまた重い足をひきずって家にたどり着いた。 激しい修行に疲労困憊きった悟空、もとい、チチの顔を見て、ピッコロと悟飯が先に 帰るように促したのだ。 (夕飯の支度もしねえとなんねえだ・・・) やれやれ。悟空の姿をしたチチは溜め息をついた。 「少し休んでからだ・・・」 仕事の前に、ほんの少しだけでいいから横になりたい。チチは寝室に向かった。 寝室の扉を開けると、素っ裸で鏡に向かい、大股開きで秘所をいじくる元の自分の 姿が飛び込んできた。 「だーっ!!何やってるだよ、悟空さぁ!!」 チチは疲れも忘れ鏡台に突進した。 「おわっ!チ、チチッ!!」 突然現れたチチに驚き、悟空はスツールから転げ落ちた。 「人の体に何してるだよ!この変態!!」 「今はオラの体だ!」 「屁理屈こくでねえ!!つあー!」 チチは右手を振り下ろした。チチが片手を振り下ろしたといっても体は悟空である。 片手が空を切っただけで、ビュンと一陣の風が吹く。チチの体をした悟空はかろうじて 身をかわした。 「お、落ち着けって、チチ。おめえは今、オラの体なんだぞ。その手がおめえのこの体に 当たってみろ。この細い首根っこが折れちまっぞ!」 悟空は首筋をトントンと叩く。 「問答無用だべ!」 チチが悟空に迫ろうと足を一歩出したとき、突然チチはその場にうずくまった。 「どした、チチ?」 「い、いてぇだ・・・」 「どこが痛ぇんだ?」 素っ裸のままの悟空はうずくまるチチを心配そうに覗き込んだ。チチは股間を押さえて うつむいている。 「ははっ!!なあんだ、チチィ。おめぇ、チンチンおっ立ててんじゃねえか!」 チチが宿る悟空の股間は道着のズボンをテントのように膨らましている。チチの裸体と 部屋に充満する女の香り。中のチチの意思とは関係なく、悟空の体が反応したのだ。 「体は正直だなあ。おめえ、オラのこの体を見て、おっ立っちまったんじゃねえか?」 悟空は両手を腰にあて、ふんぞり返ってみせた。勿論、一糸まとわぬチチの体である。 「わっ!ま、前くれえ隠してけれ!なんで自分の裸さ見て、こっただ、はしたねえことに・・・」 膨張したモノが下着に当たり、外面悟空内面チチは額に汗を滲ませている。 「なあ、チチィ。ズボン脱いだ方が楽だぞ。」 親切心で悟空はチチの道着の帯に手を伸ばした。 「わ、ご、悟空さ、やんだ、やめてけれ!・・・きゃ!」 チチが後ずさりをしたとき、床に転がるスツールに足をとられ仰向けに倒れた。はずみで悟空も 前のめりになり、倒れたチチの上に覆いかぶさる。 「チチ、きついだろ?脱げば楽になっぞ。」 悟空はチチのズボンの帯を解くと、ズボンに手をかけ、下のトランクス共々、膝下まで一気に下げた。 下げると同時に抑えられていた男根はびょん、と飛び出し、天に向かって屹立する。 「キャー!!何するだ!」 チチは前を隠そうと股間に手を伸ばしたが、悟空はその両の手首をつかまえた。 「チチ。このまんまじゃ苦しいだろ?いっぺん、出しちまった方がスッキリすっぞ。」 「だ、出すって、何をだべ?キャッ、悟空さ、何する気だ?」 実際、悟空の体に入ったチチが少し力を出せば、悟空が宿るチチの細腕など、簡単に振り払えてしまう。 しかし、チチの頭の中には「力では悟空には敵わない」という考えが刷り込まれている。 「しんぺえすんなって。もともとはオラの体だ。まかせとけって。」 悟空はその白い手で、元の「自分自身」に伸ばすと、根元から亀頭まですっと擦り上げた。 「ああっ!」 チチは、と言っても体も声も悟空だが、背中をのけぞらせて大声を上げた。 傍から見れば、目を疑うような光景だ。 下半身丸出しの悟空は仰向けに倒れ、その腰の上に全裸のチチが馬乗りになっている。 そして、左手の親指と人差し指で根元をギュッと握り、右手で男性自身を掴んで、その手を 上下させた。 鈴を転がすように澄んで、それでいてどこか艶っぽい声。外見チチ内面悟空は、イタズラっぽく、 こう言った。 「なあ、こうやってチンチンしごくと、すげえ気持ちいいだろ?」 一方、外見悟空内面チチは、逞しい胸板を両手で抱くように隠し、男性自身をしごかれる度に 「やあっ、あ、そっただ・・」 と声を上げる。 自分の体は自分が一番良く知っている、とばかりに悟空は「弱いトコロ」を責め続けた。鈴口の 割れ目に白い指を這わせ、先端を爪の先で弾いた。 「あ、あ、ああっ!!」 チチの体の中心のモヤモヤしたものが一箇所に集まり、男根を破裂させんばかりに膨らます。 このまま、溜まったものを一気に噴出できれば、どれだけ楽になるだろうかとチチは思う。 「や、ご、悟空さ・・お、おねげえだから、も、もう堪忍してくんろ・・・」 「なんだ、チチ。も少し、こらえろよ。」 喘ぎ喘ぎの嘆願を、外見チチ内面悟空はあっさりと却下した。 そして根元を握った手にさらに力を込め、チチが簡単に果てないようにした。 「こうすっとさ、結構、もつんだぜ。」 イクことも叶わず、外見悟空内面チチは身悶える。 「はあ、ああん!やんだ!お、おら・・」 ― 悟空さに手で愛させる時に似てるだな・・・・ あまりの快感に濁った思考で、チチはぼんやりとそんなことを考えていた。 「気持ちいいだろ?もうイっていいぞ。」 悟空はその「白い手」の動きを早めた。 「い、いい!も、もう・・・ああっ!!」 チチは堰を切ったように白濁した液を吐き出した。先端から精液がこぼれるたびに、チチは その悟空の体をビクンビクン、と跳ね上げた。 「なっ?チチ。気持ち良かったろ?オラ、先っちょからビュッて出るとき、どんなに 気持ちいいか、おめえにも教えてやろうと思ってさあ・・・」 初めての射精に放心状態の妻に、悟空は得意げに話した。その長い髪に白い飛沫が 少しかかっていたが、一向に気にする風はない。 「ばか。自分の体にこっただことして。恥ずかしいと思わねえだか?」 チチは身を起こしながら呟いた。体中を一瞬の内に駆け巡った快感も今は薄れ、 何より、腹の上に流れた出た精液が気持ち悪い。 「なんだ。おめえ、良くなかったんか?」 悟空は口を尖らせた。 「そ、そりゃ、・・・良かっただども・・・」 消え入りそうな声でチチは答える。 「だったらいいじゃねえか。なんで怒るんだ?」 「おら達の体は入れ替わってるだに、よく、こっただことが平気でできるだな。」 睨みつけても目の前にいるのは、何が悪いのかとばかりに、きょとんとした「自分の顔」 なので、チチも調子が狂う。 「元の自分の体にこっだらことするなんて・・・あ。」 言いかけて、チチは体に変化を感じて口をつぐんだ。 「なんだよ。言いかけてやめんなよ。」 気になるじゃねーか。と言って悟空もチチの体の変化に気がついた。 「あー!なーんだ、チチィ!おめえ、まーた、おっ立ってんじゃねえか!!」 今しがた果てたばかりのソレは、天に向かって隆々とそそり立っている。 「元気だなあ。また、したくなったんか?」 「そ、そっただことねえだ!」 チチは興奮したシルシを手で隠そうとしたが、元々は悟空のモノである、手が触れる と恥ずかしく、また離してしまった。 「隠すこたあ無えだろ?男はわかり易いよなあ。気持ちいいかどうか、すぐわかるけど よう、チチはして欲しいのに、『やだ』って嘘つくもんな。」 「嘘ってなんだべ?」 「今も嘘、ついてんじゃねえか。」 「おら、嘘なんかついたことねえ。」 「じゃあ、これは何なんだよ?」 悟空は、筋を立てていきり立つ「動かぬ証拠」を指差した。 「こ、こ、これは、おらのせいじゃねえ!体が勝手に・・・」 「わかった。おめえが嘘つきじゃねえなら、オラの体が正直だってことだ。」 外見チチは外見悟空の肩を掴むと、また床に押し倒した。「チチ」の長い艶やかな髪が、 仰向けに倒れた「悟空」の顔にはらりとかかる。 「オラの体がおめえの体とヤりたがってるんだ。それと・・・」 悟空は元の自分の体の手をとると、今の自分の体― チチの股間の茂みの奥に導いた。 「おめえの体もヤりたがってるんだ。」 チチは目を見開いた。元の自分の体は、その薄い茂みも濡らすほど潤っている。 「そんなの嘘だべ!」 「嘘じゃねえさ。おめえも触って分かったろ?やっぱチチは嘘つきだ。」 悟空はチチに顔を近づけた。チチの眼前に自分の顔がある。大きな瞳はまっすぐにこちらの 目の奥を覗き込む。 「オラ、おめえの体になって、よーく分かったんだ。今だって、オラ、アソコがウズウズしてんだ。 おめえの体がオラに入れてもらいたがってんだ。」 白くしなやかな身体が肌を重ねてきた。厚い胸板に乳房を押し付けられ、その柔らかさと弾力に チチは身体が熱くなる。 (な、なに、感じてるだ。これは、もとのおらの身体でねか。) 自分で自分を叱咤しても、チチは下半身がズンと大きくなるのが分かった。 「おっ?また、でっかくなったんじゃねえか?」 「可愛い声」で意地悪く聞きながら、悟空は更に勃起したシルシを手に取り、股間に導いた。 「や!悟空さ!何する気だ!!」 その問いには答えず、悟空は先端を股間の溝に押し付けた。 「あん!」 チチは声を出した。柔らかく暖かい、幾筋もの襞が先端を包み込む。 「はあっ、チチ。すげ、気持ちいいな。さっき手で触った時も気持ち良かったけどよう、オラのチンチンで アソコ触られた方が、ずっと気持ちいいな。」 悟空は頬を紅潮させながら、もとの自分自身の先端で陰核をこね回した。 「あ、ああ、だ、駄目、悟空さ・・・こっただこと・・・」 「嘘つけ。気持ちいいんだろ?オラ、おめえのココにチンチン押し当てると気持ちいいこと知ってんだ。 だったら、おめえも今、気持ちいいはずだぞ。」 もとの自分の体を握り、悟空はそれが収まるべき処を探す。 「どこだあ?自分じゃ自分のアソコは見えねぇから、分かりにくいぞ。」 何度も何度もクレバスを行き来している内に、その瞬間は訪れた。十分すぎるほど潤った「チチ」の秘所に、 「悟空」の男根はズブリと奥まで突き刺さった。 「ああ!!」 悟空とチチ、二人同時に声を上げた。悟空は苦痛の。チチは快楽の。 「ぐはっ・・!痛ぇな。オラのがココに入ると・・・」 内奥を指で慣らしておいたから大丈夫だろう、と軽く考えていた悟空の油断である。 「チチ」の白魚のような指と違い、堅強な悟空の自身に貫かれ、内奥はビリビリと痛む。 「あぁ、や、柔らけぇ・・・」 自分自身を包みこむ、柔らかく、暖かい、幾重にもなった肉襞の感触にチチは我を忘れた。 「な?チチん中は、すげえ気持ちいいだろ?」 悟空はチチの、つまりはもとの自分の体にまたがっているので、自重で体が沈み、男根は ついに最奥まで達した。 「は、はあ、奥に当たるぅ・・・!」 「ああ、はあっ、ご、悟空さぁ・・・そっただ、締め付けねえでけれ・・はああ・・」 「オ、オラ、何もしてねえ。おめえのアソコが勝手に締め付けてんだ・・・!」 今以上の快感を得ようと、チチは無意識に腰を突き上げた。 「いて!チ、チチ!動くなって!痛ぇって。」 だがチチは答えない。腰を突き上げる度に、肉の花びらが肉棒にまとわりつき、最奥に達すると、 ざらついた突起が先端を舐める。悟空の体が求めているのか、それともチチ自身が望んでいるのか。 チチは遮二無二、腰を動かした。 「あ、はあ・・!チ、チチッ・・・!うは・・!」 悟空の体の奥でも変化が起こりつつあった。突き上げられる5回の内に1回は潮が引くように意識が 遠のく。やがてその歓喜の頻度は3回に1回になり、やがては内奥で動かれるたびに声をあげた。 「い、いいぞ、チチ!すっげ、いい・・・!!」 悟空は恥も外聞のなく嬌声を出す。もっと感じる場所を探そうと自ら腰を動かし続ける。 その姿をチチは下からずっと見ていた。自分の体にまたがって、本来の自分がその腰を上下させて、 猥らな声をだす。腰を動かすと乳房が波打つ。 それなのに「はしたない」という思いは湧かない。自分自身に突かれて痴態を繰り広げるチチは、 チチの姿をした愛する悟空なのだから。 チチの中でスイッチがカチリと切り替わった。 (悟空さ、もっと気持ちよくしてやるな。おらがいつも感じていることと同じくらい。) チチはその細い腰を両手で押さえると、下から垂直に突き上げた。 「はあああああ!チチ、チチッ!!いい、いいぞ!」 悟空がその白い喉をのけぞらせた。チチは膝をたて、馬乗りになった悟空の体を己の方に 倒した。息がかかる程に顔が近づき、胸と胸が触れ合う。 「悟空さ・・・手、貸して・・」 互いの指の間に指を組み込み、手を繋ぎあう。チチは少し顎を上げ、自ら悟空の唇を求めた。 もとの自分の花のような唇を舌でこじ開け、その小さな舌を絡めとる。深く深く口づけを交わし ながらも、チチは突き上げるのをやめなかった。 「ふ、んん。ふぐっ・・・ぐぐ!」 悟空の出すくぐもった声も唾液も、チチは全て飲み込んだ。 先程、手で愛された以上の快感にチチも達しそうになる。 「ご、悟空さ、おら、もうダメ・・・出してもいいけ?」 「あ、ああ。一緒にな・・・」 チチは一気に奥まで貫いた。 「はあっ!イイぞ!チチッ・・・!!!」 「は、はぁん、で、出る・・・!」 重ねた手を更に強く握り締め、チチは悟空の中に精を注いだ。 ふたり、情事の余韻に浸る。 ただし、見た目は、チチの細い腕枕に悟空が頭を預けるという奇妙な格好ではあるが。 「なあ・・・なあ、悟空さ。その・・・良かったけ?」 おそるおそるチチは尋ねた。なにしろ「初体験」である。相手のことを考えず、自分本位で コトを終わらせてしまったのではないかと気にかかる。 「おお!すっげー、よかったぞ!!」 気落ちするくらい明るく悟空は答えた。 「おめえがさあ、イク時は頭ん中が白くなるっていうけど、どんなもんか、よく分かったぞ!」 「そ、そっただ、こっぱずかしいこと言わなくていいだ!・・・なあ、悟空さ。おら達、これから どうなっちまうだ?」 「どうって・・・ま、いいんじゃねえか?このまま入れ替わったままでもさ・・・いや、ダメだ! チチィ!おめえだけ人造人間と戦うなんてずりぃぞ!くっそー、オラも戦いてえ!」 「どうしてそういう発想しかできねえだ?!もうええだ!おら、これから夕飯の支度を しなくちゃなんねえだ!今のおらには家事も地球の未来もかかってるだよ!!」 チチは道着とエプロンを掴むと、寝台を抜け出して台所に向かった。 次の日― ピッコロ、悟飯、そしてチチの修行は始まった。 チチの姿をした悟空も一緒についてきた。下ろした髪を後ろで一つに結わえ、 藍色の道着に身を包んで、屈伸運動に励んでいる。 「貴様は修行せんでいい。今のお前の力は貴様の妻レベルなんだぞ。」 だが注意するピッコロに対しても、悟空は、 「チチの力でも、努力すれば、もとのオラの力を超えるかもよ。」 などと、どこかで聞いたような事を言う。例え体はチチでも悟空の闘志は不屈である。 バカは放っておこうとばかりに、ピッコロは背を向けた。 「悟飯ちゃん、もっと速く打ってもええだ!」 中空で、チチは悟飯の放つ気孔弾をヒラリヒラリとよけていた。 「え?大丈夫ですか?」 「大丈夫だ!おら、慣れてきたべ!」 (こいつは驚いた。この女、一日でここまでレベルを上げるとは。) ピッコロは内心舌を巻いた。何せ精神的に「童貞」を捨てたのだから、今日のチチは 動きが違う。やる気が違う。 「おい、悟飯!少しスピードを上げてみろ!心配するな。今のそいつなら簡単にかわす。」 悟飯の両手から繰り出される気孔弾を、チチはいとも簡単に避け続けた。 (このままいったら、おら、人造人間達を簡単にやっつけちまうかもしんねえだな・・・) そんな考えが頭をよぎった。 「お母さん!よけて!!」 チチは悟飯の声で我に返った。目の前に金色の光が迫っている。 「わ!!」 間一髪、チチは身をかわした。だが光は、少し離れた地上で、チチの姿で一人黙々と修行を している悟空に向かった。 「お父さん!危ない!!」 悟飯の叫びに悟空は振り返る。目では気孔弾の動きを捉えているのに、体が動かない。 (間にあわない!) 悟飯もピッコロも、そして悟空自身も目を瞑った。 チチは額に人差し指と中指を置いた。 ズザーン 大音響と共に土煙が舞い上がる。立ち込める土煙の中、やがて二つの人影が現れてきた。 うつ伏せの悟空と、その体の下に抱きしめられたチチだった。 上に覆いかぶさった悟空の肩がピクリと動き、やがてゆっくりと起き上がる。 続いてチチも身を起こす。 不出来な操り人形のような動きを、ピッコロと悟飯は固唾を呑んで見守った。 「悟空さ、大丈夫け?」 「チチ。ああ。怪我は無ぇ。」 お互いの顔をじっと見つめあう。悟空はチチの。チチは悟空の。 「悟空さ!おらの前に悟空さがいる!と、いうことは、おら達、元に戻っただよ!」 「ああ!元に戻ったぞ、チチ!!」 二人、手を取り合って跳ね上がる。 「よかっただー!元に戻れて。」 「おお!これで人造人間と戦えっぞ!!」 「なんで、そんな考えしか浮かばねえだ!!」 「怒んなよ、チチィ・・・」 チチは両手を腰に当て仁王立ちになり、悟空は首をすくめる。 「どうやら、今の衝撃で元に戻ったらしいな。」 「戻ったみたいですね。」 なんだか拍子抜けのピッコロと悟飯であった。 「やっぱ、こっちの方がいいな。」 夜、布団の中で、悟空はチチを腕の中に閉じ込めた。 「おらだって、こっちの悟空さの方がいいだよ。」 ほんの数時間前まで、「自分の体」だった夫の逞しい胸にチチは顔を埋めた。 「あ、そうだ。オラ、試してみてえことがあるんだ。」 やおら悟空は身を起こすと、チチの夜着の裾をたくしあげた。 「きゃ!なにするだよ?!」 悟空は制止しようとするチチの手を掴み、下着を下ろすと、膝で固く閉じた両足を こじあけて、その中心に身を据えた。 下着からゴソゴソと自身を取り出すと、まだ乾いたままのチチの谷間に押し付けた。 「あ・・・」 熱い肉棒が当たっただけでジュワッと谷間が潤う。その潤いを利用して悟空は一気に 内奥に滑り込んだ。 「よし、この辺だったかな・・・」 チチの両脚を脇に抱えると、狙いを定めて腰を突き上げた。 「はあっ!!」 今までに体感したことのない快楽にチチは声を張り上げた。 「はあ、はあっ・・・な、チチ・・ココ、すげー、気持ちいいだろ?は、はあ、オラ、おめえの 体になって分かったんだ・・・ココんとこが一番感じるってさあ。」 「は、はふ・・・ん、んんぐっ・・!」 体の隅々まで夫に開発されたものと思っていたのに、チチ自身も気付かぬ場所を悟空は 見つけたらしい。このまま白痴になってしまうのではないかと思う程、チチは口の端から よだれを流して声を上げた。そんなチチの乱れようを面白そうに眺めながら、悟空は 攻撃の手を緩めなかった。 チチが目を覚ますと夜は白々と明けていた。夕べは意識を飛ばし、そのまま眠って しまったらしい。 「よう、起きたか?」 熟睡したらしく、スッキリとした顔の悟空が声をかけた。 「おめえ、夕べはすごかったぞ。」 「そ、そっだらこと・・・!」 微かに残る夕べの記憶にチチは頬を赤らめた。 「サンキューな。」 突然、礼を言う悟空の意味が分からず、チチは首をかしげた。 「おめえが瞬間移動で助けてくれなかったら、オラ、今ごろ死んでるな。」 「それを言うなら、おらも悟空さに礼さしねえと。そもそも、おら達が入れ替わっちまった のは、悟空さがおらを助けてくれようとしたんだべな。」 「しっかし、チチ。たった1日でよく瞬間移動をマスターできたよなあ。」 「それが不思議だべ。おら、瞬間移動のやり方なんて知らねえのに。なして瞬間移動が できたんだべか?」 「ま、そりゃ、オラの体が覚えてたんだろうな。」 怪訝そうな顔をするチチに悟空は言う。 「おめえの体に怪我させちゃいけねえって、オラの体が自然に動いたんじゃねえか・・・ おわっ、チチ!いきなり、なにすんだよ!!」 悟空の言葉が終わらぬ内に、チチが悟空の首に抱きついてきた。 「ヤードラットから帰ってきた日に、おらに怪我させたくせに・・・」 「わりかったよ。あんなに力がついているとは思わなかったんだ。だからさ、オラ、今は すげえ気をつけて・・・・なんだ?おめえ、泣いてんのか?」 悟空の耳の横で、チチがグスグスと鼻をすすりあげている。泣き顔を見られたくないのか、 チチは悟空の首筋に顔を埋めている。 「なんで泣いてんだ?」 「だって、悟空さ。珍しく、優しいことさ、言ってくれるから・・・」 「なんだよ、『珍しく』って。」 「だども、おら、嬉しくて・・・」 チチは悟空の首にまわした腕に力をこめた。 「おい、くっつくなよ。苦しいじゃねえか。」 悟空の首筋にチチの息がかかる。胸板に柔らかな乳房が押し付けられる。昨夜、散々放出した にも関わらず、男性自身がまた充血してきた。 「やべ、朝だってのに、またしたくなってきた。」 「・・・いいだよ。」 チチが顔を上げ、悟空の目を見つめて答えた。頬を真っ赤に染めながら。 「い?でも、今朝も修行があるんだ。ピッコロの奴、遅れるとうるさくて・・・」 チチはまた悟空の首筋に抱きつくと、耳元で何事か囁いた。 「・・・ほんとだな?」 悟空が念を押すと、顔の横でチチの頭が頷くのがわかった。それを合図に悟空はチチを抱いて 布団に倒れこんだ。 囁かれた言葉は― 「おらも一緒に怒られるから。」 (終)
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:実戦の初級、中級、上級で10半荘やってトップになる 開始時間:2008/08/12(火) 17 02 24.63 終了時間:2008/08/15(金) 05 42 05.64 概要 発売 1986年12月25日 メーカー アスキー 開発 シャノアール ジャンル 麻雀 オーソドックスな4人打ち麻雀。BGMが切ない。 その名の通りCPUキャラは西遊記がモチーフで、打ち筋はキャラによりはっきりしている。 他の麻雀に比べて指導モードが使いやすいのも特徴。 開発は本格的な思考ルーチンの麻雀ゲーで定評があったシャノアール。 なお、同じ会社なので役満天国のモード排除型と思っても差し支えはないです。 操作 A 牌を切る ↓ 鳴き、和了。押した後Bでキャンセル可 B 鳴き、ロン和了をキャンセル START/SELECT 画面スクロール、持点表示、タイム設定 鳴き選択時に一定時間放置すると勝手にキャンセルされてしまうが、↓キーを押せばBでキャンセルするまで待ち状態になるのでゆっくり考えられる。 タイム設定で鳴き選択時の待ち時間を設定できる。ゲージが長いほど待ち時間も長い。ゲージ0にすると鳴きができなくなる模様。 メニューでルール設定ができるが、西入なしにしたところCOMが異常に早和了するようになって勝負にならなかった。ルールはデフォルトにしておくのが無難と思われる。 かなりツモが悪く、さらに敵は早和了傾向なので、大物手を狙うよりスピードを重視した方がよさげ。役牌や食いタンなどが有効。門前でテンパイしたら即リーした方が和了率が高い気がする。 役牌は1枚持っていると大抵2枚目もツモれる。さらに2枚持っていれば大抵は鳴ける。というわけで役牌前提で手作りするのも一つの手。 ※上級だと役牌の引きが少々悪くなる感もあり キャラ一覧(研究モードで見れる) 九天玄女 虎力大仙 兕大王 にせ悟空 賽太歳 太上老君 牛魔王 法明和尚 二郎真君 霊感大王 鎮元子 九霊元聖 計12名。 実戦モードは初級、中級、上級があり、半荘終了毎に集計表が表示され、 「継続」、「終了」が選択出来、最大10半荘連続で打てる。 半荘終了毎に何かしらの条件かランダムで面子が入れ替わる。 10半荘終了後、集計表が出てボタンを押すとタイトル画面に戻る。 EDは無さそう。 なお、「終了」を選んでもセーブされないので注意。 セーブファイルにはルール設定しか保存されないようだ。 とりあえず初級で「鎮元子」、「虎力大仙」、「霊感大王」相手に10半荘戦い、トップを取りました。 ルールはデフォルトです。 ※上級をやっているとき、半荘ごとに面子がコロコロ入れ替わることが確認されたので、多分初級でも入れ替わってるんじゃないかと思われます 右の画面でボタンを押すとゲーム開始時のメニューに戻ります。 中級10半荘でトップ。ルールはデフォルト。 上級10半荘でトップ。ルールはデフォルト。 とにかくツモが悪く、しかも敵は調子付くと止まらなくなるのでかなり苦戦しました。 自分は麻雀ヘタクソなので勝てたのはほとんど運です。 なお、同じディスクで初級、上級、中級の順で撃破していますが、やはりEDなどはなくメニューに戻るだけでした(途中で中断のために電源は切ってますが)。 おまけ 中級は親の四暗刻を自分と敵がそれぞれ1回ずつ和了るという荒れた展開になりました。
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今日 - 合計 - ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時19分34秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【店名】パチスロ悟空八王子店 【住所】 東京都八王子市東町12-14 【最寄り駅】八王子駅北口 【貸し玉】20 【換金率】7枚 【台数】111 【客レベル】★★★ 【朝一並び】★★ 【客層】 抽選は通常9時半。熱いイベント時のみ。普段は整列順。激アツイベント時以外はほとんど並びが無い。隣のゲーセンの方が混んでる。 「極厚」札は7割り程度で5、6。メールやブログ等で触れられていないにもかかわらず出玉が伸び極厚が刺さった場合要注意。早い時間で出玉のある台に刺さった場合ガセ率が高い。 まったく可動がない島に「1/?MAX」等の発表を伴う極厚札は狙い目 設定の上げ下げ考慮でそこそこ取れる。
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ドラゴンボールZ 超悟空伝 覚醒編 【どらごんぼーるぜっと すーぱーごくうでん かくせいへん】 ジャンル プレイングコミックス(ADV) 対応機種 スーパーファミコン 発売元 バンダイ 開発元 トーセ 発売日 1995年9月22日 定価 10,800円(税別) 判定 なし ポイント フリーザ編まで収録やはりコミックスが攻略本原作を逸脱した様々なif展開もif展開がなく相変わらずのヤムチャ ドラゴンボールゲームリンク 概要 特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 『ドラゴンボールZ 超悟空伝 突激編』(以下、前編)の後編。 前編は物語開始からピッコロ大魔王との対決を描いたが、後編の今作では青年時代の悟空と悟飯の戦いを描く。コミックス14巻~28巻、シェンや匿名希望が参加する第23回天下一武道会からフリーザ戦までを収録。 基本的な進行は前編と同じだが、完全に原作通りでなくとも話が進行し、中にはifのストーリーも存在する。 特徴 基本は前編と同じくADV形式で進行。 新要素として DBZカルトクイズ が登場。時折3択クイズが登場する。 間違えても進行には影響せず、キャラクターの反応が変わるだけだが、「DBZ度」という数値が上昇する。 ストーリーが進むと悟飯が誕生し、悟空パートと悟飯パートを切り替えて進む事となる。悟空と悟飯ではステータスが別々となる。 原作の話に沿って進むため自由に変更する事はできない。 話を進めると一区切り毎に神龍が登場し、「セーブ」「戦闘力の上昇」「体力の上昇」から好きな願いを叶える事が可能。 バトル 前編と異なり互いににじり寄る形ではなく、パワー(X)・スピード(Y)・反撃(B)・光弾(A)の4系統の技を同時に繰り出すジャンケン形式となった。コマンドはSFCの4ボタンにそれぞれ対応している。 パワー>反撃>スピード>光弾>パワー……という形の4すくみとなり、同系統の技、パワーとスピード、反撃と光弾は打ち消し合いになる。また、同じ技を何度か使うとレベルが上がって上位の技を習得する。 それ以外に4種類の通常技全てに強い必殺技(A+X)、通常技全てに負けてしまうが必殺技に対しては発動を封じた上に相手を無防備状態にできる特殊技(B+Y)も存在する。 戦闘力を溜める要素も継続して存在し、敵味方両方が気を貯める演出となり原作の雰囲気を楽しむのに一役買っている。中には気を貯めずに即コマンド入力する敵も。 バトル中に敵の必殺技を喰らうと登録され、技度が上昇するというやり込み要素もある。 前編の最後に出てきたパスワードを入力すると引き継ぎが可能。悟空の体力と戦闘力がある程度強化される(*1)。 前編内で亀仙流最終奥義を覚えたパスワードなら、最初から使える状態で始まる。 ボイスはゲームオーバー時に採用。フリーザ役・中尾隆聖氏の「 ざまあみろ! (エコーが響く)」のみ。 ゲームをクリアすると達成度を引き継いで周回プレイを行える。ピッコロ編・ベジータ編・フリーザ編から選んで開始が可能。 ステータスは前の周回でその時点のものが引き継がれる。 評価点 前編と同様にバトル以外の面も含めて多数のエピソードが収録。原作の話を追うという点ではかなり徹底しており、バトル中の細かいエピソードも多数飛び出すため、バトル中心のDBゲームではあまり見られない小ネタも拾い集められている。 一例では「重い道着を脱ぎ捨てる悟空」「ラディッツが悟空に命乞いをしてだまし討ち」など。 前編と異なる点としてif展開の話も収録。DBZカルトクイズ以外の細かい選択肢で原作と異なる展開を楽しむ事が可能。 ラディッツと戦う前にピッコロと1戦交えたり、悟飯でキュイやドドリアを倒したりなど。負けても話が進む場合もある。 ほとんどのifイベントは発生が記録され、「イベント度」が増加するのでこれを埋めるのを目的に遊ぶ事もできる。 DBZカルトクイズも誤回答で異なる反応を示す事もあり、なかなか面白い。 一度クリアすると選べる選択肢が増える。選ぶと原作の展開とは異なるifイベントが発生し、バッドエンドや、根本的な問題が解決していないブラックな落ちへ発展してしまう。その種類も納得できるものからトンデモなものまで数が豊富。 + ifイベント・エンディングの一例(ネタバレ) 天下一武闘会の予選会場でピッコロと初めて出会うシーンで、天津飯に正体を明かす選択を取る。 これを選ぶと天津飯が命と引き換えに魔封波を仕掛けてピッコロを封印、 1回も戦闘せず数分でエンディングとなる。 「何故魔封波返しを使わないんだ」とか「何故都合よく大魔王封じの瓶(*2)を持ってたんだ。」「サイヤ人達とはどうやって戦うんだ。」「というかその後の展開は?」とツッコミたくはなる。 ベジータ編でクリリンがベジータに止めを刺そうとする展開で止めを刺す選択を取ると、そのままベジータがクリリンに突き刺されて死亡。 そこからナメック星のギニュー特戦隊戦まで進行する。グルドの超能力で悟飯とクリリンの動きが封じられるが、 ベジータがいないのでこのままグルドに全滅させられて バッドエンド。ベジータがいないとこうなってしまうという一例。 「キュイやザーボンはどうした」(*3)とか、「ベジータが宇宙船を内部から爆破しないとどうなる」とか、細かい点にツッコミたくはなる。 特にぶっ飛んでいるのは、ラディッツ戦で悟空が騙されずにラディッツの尻尾を掴みっぱなしにする選択。 これを選ぶとラディッツが尻尾を自ら切り落として脱出し(*4)、ピッコロは魔貫光殺砲を誤射して悟空を殺してしまう。それだけで終わらず悟飯が覚醒、「ピッコロがお父さん(悟空)をいじめた」と勘違いして体当たりを行う。その戦闘力を見たラディッツは 悟飯を連れ帰って しまう。 数年後、地球に 4つの宇宙船 が襲来。 サイヤ人として育てられた悟飯の「クンッ」で都が滅亡 してエンディング。「 悟飯ちゃんが不良になっちまっただ! 」というレベルではないギャグに近い展開である。 「何でまた地球に来る必要があるのか」と疑問に思う人もいるかもしれないが、ラディッツ曰く地球が次のターゲットとなっていたため、命令遂行のために再び訪れる事自体おかしくはない。ドラゴンボールに関する情報の有無は無関係である。 他にもギニュー戦後、クリリンと一緒にデンデを迎えに行く選択を取る。すると戻った直後、ベジータを見ていなかったばかりに気づかれてしまい、やむを得ず ベジータの不老不死を叶えてもらうことにする。 これに満足したベジータは、残り二つの願いを悟飯達に与えてその場を去るのだが、ここから更に分岐する。 一つはピッコロを生き返らせてもらった後、悟飯達を地球に移動させるというもの。不老不死となったベジータは、近いうちに悟空達に復讐を決意するという、地球の運命が危うくなるバッドエンド。 もう一つは 直後にベジータの不老不死を取り消す というもの。残った願いで地球に移動させてもらうのだが、その際 悟飯はデンデを新しい神様にしようと半ば強引に連れて行ってしまう。 そして不老不死を取り消されたことに気づいていないベジータは、フリーザに殺されてしまうというギャグに近い展開である。 今作では、技習得率・イベント消化率等を全て埋めると、孫悟空とピッコロによるおまけ寸劇(*5)が見られるなど、コンプリート特典があるため、前作と違い周回&上記のIF展開に進む意義がちゃんと存在している。 前作と比べると、戦闘シーンがかなりスピーディで細かく動くようになった。敵の必殺技等も1人1人特有のものが設定されていたり、超武闘伝からの技があったりと細かいネタも多い。悟空のメテオスマッシュ等は見ほれるほどスタイリッシュな乱舞である。 自分と敵が同じ属性同士の技を選択すると、お互いノーダメージになるのだが、この時も双方が攻撃を回避しあったり、気弾が相殺する等のアクションが盛り込まれている。 問題点にもなっている「後出しで戦いをコントロールできる」という点を突いて、自分好みの戦闘を演出するのも一興である。 操作キャラだけでなく敵の技も登録されるようになった。レギュラーキャラだけでなく、アプールやギニュー特戦隊などの当時は余り見かけなかった宇宙人の敵キャラの技も用意されている点は細かい。 前編よりはイベントシーンに使われるイラストが増加しており、巨大化したマジュニア、ギニュー特戦隊のファイティングポーズなど、原作で印象的だったシーンはしっかりと堪能できる。 原作では「またの機会に…」とカットされた(*6)ギニュー隊長の喜びのダンス完全版を2周目以降に見る事ができる。 BGMの出来もよく、ギニュー特選隊のコミカルな曲や強敵とのバトル曲、崩れ行くナメック星でのフリーザとの決戦をイメージした冷たく恐ろしい曲等で物語を盛り上げてくれる。 前編同様オプションモードで好きなBGMを聴くことができる。残念ながら曲名は書かれておらず、ナンバーのみ。 問題点 ビジュアル イラストは多少増加したとはいえ、アドベンチャーパートは相変わらず顔グラフィックが上下左右に動くだけの単調な演出が多い。 顔グラフィック自体は表情変化の差分が多いなど、そこまで手抜きというわけではない。 戦闘シーンを使わずに戦闘描写をすることも多いのだが、中盤以降は打ち上げる→左に飛ばす→飛ばした相手を地面に叩き付けるのパターンが連発されるようになって見飽きる。 悟飯やピッコロ、非戦闘キャラのブルマ、チチなど物語によって、髪型などの外見が変わるキャラもいるが、ヤムチャなどは第23回天下一武道会の時のままである。 リクームに至っては原作通りベジータに戦闘服をボロボロにされたにも拘らず、顔グラフィックはスカウターを付けたままである。 戦闘パート 上記の通り、画面上に表示された相手の技に対し、すぐさま有利な属性の技を返すのを倒すまで繰り返す後出しジャンケンゲーになっており、戦闘パートは演出はともかくゲームとしてはより単調化している。にもかかわらずパッと見で敵の技属性をゲーム中でハッキリ区別する手段がない。前作のガード技の問題が戦闘システム全体に及んでいるのは単純に問題点と言える。 悟空たちとの共通技や、「○○エネルギー波・○○波」なら気功系、「◯◯カウンター」なら反撃系、「マッハ◯◯・ダッシュ◯◯」ならスピード系、「パワー○○」ならパワー系などある程度は名前から推測できる。しかし名有りの重要なキャラは固有の技を持っている事もあり、その場合は負け覚悟で属性を覚えるしかない。 特殊技や必殺技も名前だけで判断する必要がある。必殺技は天津飯なら「気功砲」などは原作を読めば何となく察せられるが、特殊技は「ミスティックスルー」(超武闘伝2に出ていたピッコロの投げ技)など表示だけではイマイチわかりにくい。 また一旦技名と属性を覚えてしまえば、後出しジャンケンで一方的に敵をボコボコにするゲームになってしまう。小さい子供がプレイすることを意識してこうなったのだろうか?もっとも悠長に放置してると「無防備」でこっちがボコボコにされるのだが。 もっとも、相手のコマンドが出た直後にSTARTボタンでポーズを掛けて、解除してすぐにコマンド入力を行うことにより、この問題もあっさり解決できる。 この仕様に気付くと、 バトルで負けることはなくなる といってもいい。 演出の問題 一部の技を覗いて演出に差が無く、飽きやすい。特に気功系の技は上位技になってもエネルギー波が大きくなって効果音が重くなる程度で、動き自体はほぼ同じ。しかも悟飯の「爆発波」と上位の「爆裂波」「超爆裂波」は威力の違いだけで演出は全く一緒。 また悟空は必殺技が「かめはめ波」特殊技が「太陽拳」、悟飯は必殺技は「魔閃光」特殊技が「潜在パワー」で固定。元気玉はイベント技としてしか使えない。 界王拳の問題 悟空のみ界王様との修行以降は戦闘力を最大まで上げた後に更にL+Rボタンを押す事により、界王拳を使って体力を消費して戦闘力を倍増させる事ができる。体力減少のリスクはあるものの、界王拳を使った時に一定量減少するだけなので、4.5回使ってから後出しジャンケンに勝ち続ければ容易に勝ててしまう。その為原作ほどの大きいリスクにはなってない。ちなみに超サイヤ人となった悟空では使用不可。 原作では高倍率の界王拳には体が耐えられないという設定だったが、本作では体力の許す限り倍率を上げられて、上げすぎても体力消費以外の悪影響はない。 悟飯パートではそういった強化要素は無いため、1戦闘に時間がかかりやすい。 セーブが強化との選択性 効率良く遊ぶにはなるべくセーブせずに一気に進めなくてはならず、キツい。上記のif展開埋めとも微妙に相性が悪い。 DBZカルトクイズ 細かいセリフを出題されるので単行本必須である。評価点にもある通り間違った時の反応も楽しめるが。 本筋や原作展開に戻されるIF展開&ヤムチャの扱い 原作と違う流れになる選択や展開を迎えても、専用のEDに行かない物であれば、どんな経緯であっても原作の流れに戻されてしまう。 特にサイヤ人編でのナッパとの戦いでは、原作より早く悟空が来るというifがあるものの、辻褄を合わせるように、原作で死亡したキャラは死亡してしまう。 原作と違う展開になって、天津飯や餃子が活躍する場面が見られるなどの長所もある…が、なぜかヤムチャだけはIFの見せ場が無く(*7)、どうあがいてもサイバイマン戦で爆死する。 バッドエンドは選択肢を選ぶとすぐにそのルートに向かい、そのまま周回引き継ぎに直行してしまう。 但しバッド確定の選択を選んでしまった後も普通にゲームが続いた後でバッドエンドだった場合は物凄い手間がかかって再プレイする意欲が減退するので決して間違いとは言えないが… 一部イベントの発生条件の難解さ。 今作は2周目以降、3編のいずれからかでスタート出来るのだが、再び最初(ピッコロ編)から通してプレイしないと発生しないイベントがある。 インターネットが普及している現代ならともかく、当時は本作の攻略本すら発売されていなかったため、コンプリートに難儀するプレイヤーもいた。 原作通りとはいえエンディングがぶつ切り。 なお、続編が出ていないため人造人間編以降のストーリーをプレイすることは出来ない。 途中でミニゲームが差し込まれるのだが、そのうちのひとつに「ミスが続くとゲームオーバー」という物がある。難度はそう高いものではないが(*8)、楽しいかと言われるとそうでもない上、ゲームオーバー内容は悟飯が恐竜に食われるというブラックなオチである。 パスワードが正しく入力するのが非常に困難。 せっかくの引き継ぎパスワードなのにひらがな・カタカナの「へ」などの区別が分かり難い、文字を消す方法が別の文字で上書きのみ、入力ミスをすると必ず最初から入れ直しになるなど、入力は困難を極める。 また前作とは微妙にフォントが違う。これも混乱に拍車をかける要因となっている。 この為、引き継ぎを選んでもパスワードが通らず、泣く泣く普通に始める人が続出した。 なお説明書には「へ」「べ」「ぺ」「り」はカタカナ入力してくれと書かれている。 総評 徹底した原作再現と意外なif展開により、ドラゴンボール原作の話をより楽しむ事ができる一本。 ゲームオリジナルな展開やストーリーになるゲームは数あれど、「原作からのif展開」を前面に押し出したのは当時かなり珍しく、ほんの些細な違いでZ戦士たちの運命が激変するゲーム内容は子供達に大きな衝撃を与えた。 後にドラゴンボールのifを取り扱ったゲームや話などが増えていくことになったが、これはその先駆けだったと言える。 しかしアドベンチャーパートの演出面は相変わらずで、戦闘も簡単なじゃんけんで深みは無く、今から見るとファンアイテムの枠は出ない。 ゲーム化される機会の多いピッコロ~フリーザ編だが今作はかなり徹底しているため、原作に極めて近い話のDBゲームを遊びたい人にはオススメである。 余談 評価点にあるゲーム要素コンプリート特典のおまけ寸劇では、悟空が次回作への意欲を見せているとも取れる呼びかけをプレイヤーに発していたが、実際には本作の続編は発売されなかった。 実際に原作では人造人間・セル編での孫親子の出番が19号戦とセルゲームだけであり、恐らく続編が出なかったのは他のキャラが紙芝居となっている関係上どうあがいても中盤~後半まで全てカルトクイズを選ぶ以外は見ているだけという事態に陥っていたため、没になったと思われる。 前述のように本作では特定条件を満たすことで悟飯とピッコロによる本編をパロディにした寸劇を見ることが出来るのだが、この番外編としてセーブデータが壊れた時のみ発生する専用イベントが存在する。(*9)これは長らく幻のイベントとして語られていたが、動画サイトの普及により一般に知られるようになった。 『ドラゴンボール FINAL BOUT』にはピッコロとフリーザ用に本作のBGMのアレンジが収録されている。 音楽CDにはゲーム内で使えるパスワードが載せられている。いきなりエンディングやデータ消去、オールコンプリートのほか、通常より弱い状態で始められるハードモード用パスワード(*10)なんてのもある。 本作もCMが放送され、その内容はベジータ・ギニュー・フリーザが「オレ達もー!勝てるってー!本当だろうなぁー!?」と叫び、最後に実際にスーファミのコントローラーを持ってプレイするフリーザと友達感覚で一緒にいるベジータ・ギニューがその画面を見て驚く、というコミカルな内容である。
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288 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/11(日) 20 42 59 ID ??? 「もうちっとおっきぐなったら、お嫁さもらいにきてくれな」 「よくわかんねえけど、くれるもんならもらいにくるぞ」 自分のアソコを蹴ったあの人と、結婚の約束をした。 チチは悟空と分かれてから毎日悟空のことばかり考えていた。 そんなある日――――― 「よっ!おめえチチだな!」 いつの間に現れたんだろうか? 自分の後ろに青年が立っていた。 「ひぇ~! おめえさ誰だ? なしておらの名前さ知ってるだ?」 「なんでって・・・オラおめえと結婚したんだぞ。オラ未来から来たんだ。」 「え?誰だ? もしかして・・・悟空さか!?」 「おう。」 292 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/12(月) 12 01 16 ID ??? 「嘘だべ!」チチは大声で叫んだ。 「確かに髪型は似てるだども、悟空さはおらと同い年だ。そんなにでっかくねえだ!」 「まあ、信じられねえのも無理ねえさ。悟天とトランクスがタイムマシンをいじってたら、 急に動き出したんだ。オラ、止めようと思ってさ、一緒についてきちまったんだ。まさか、 ここでガキの頃のおめえに会えるとはなあ。」 チチは後ずさりをした。最近、幼い少女を狙う悪質な犯罪が続き、父親や村の大人達 からは知らない人にはついていかないように注意されている。御殿だの、男物の下着 だの、タイムマシンだのと並べ立てるこの男は「ヘンシツシャ」というヤツかもしれない。 「わがっただ!おめえ、ロリコンだなあ!」 「ろりこん?なんだそりゃ?喰えんのか?」 悟空はチチに一歩近づいた。 「きゃー!!こっちさ来ねえでけろー!!」 チチは頭のアイスラッガーを手で挟むと、悟空に向かって投げつけた。 293 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/12(月) 17 30 16 ID ??? 悟空は、目に見えないほどの速さでチチのアイスラッガーをよけたのだった。 「あんれま~~おったまげた~!!おめえさ武術の達人け!?・・・確かに声も似てるだな。 おめえ本当に悟空さけ?だったら証拠を見せてほしいだ」 幼い頃のチチは上目遣いでこっちを見る。 その表情に、悟空は少し照れた。 「あ・・えと・・オラ~、おめえにパンパンしたよな?」 「!! ほ、本当に悟空さだか~!? 悟空さったらこんないい男になるなんて、こっぱずかし~」 チチは両手を塞いでぶつぶつと独り言をくりかえしている。 悟空はその姿をみて今のチチと全然変わってねえなぁ・・・とフッと笑った。 「なぁチチ。オラ昔は気付かなかったんだけどさ、今のおめえすんげーかわいいぞ」 「きゃ!やんだ~悟空さ、おらの事そんなに愛してしまっただか~?おらも愛してるだよ 愛してる二人はデートしなければな! 悟空さ、おらをデートに連れてってけろ!」 「いやぁ~、デートちゅうか、愛してる二人はデート以外にもやる事あるよな?オラそっちの方がやりてぇなぁ。」 「え?デート以外にすることってなんだべ?」 294 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/12(月) 17 50 17 ID ??? 「知らねぇんか! じゃオラが今からすっから、おめえはまだ何もしなくてもいいぞ」 悟空はチチの前でしゃがむと、唇に吸い付いてきた。 (やんだ~これってキスじゃねえだか?悟空さったらこんな大胆な男になっちまって・・・) そうこう思っているうちに、どんどん悟空の唇を吸う動きが激しくなってくる。 「んん~! (悟空さがおらの口の中に舌を入れてきただよお~どうしたらいいだよお~)」 チチが苦しそうな顔をしているので、悟空はいったんキスを辞めた。 「悪かったな。苦しかったのか?」 「ハァハァ・・・だって、イキナリだったからおらビックリしちまって。それにどうやったらいいか分からねえだ」 「おめえはオラの言うとおりにしてたらいい。おめえ、オラの事好きなんだろ?だったら大丈夫だ」 悟空は再びチチの唇へと顔を近づけていった。 「(やんだぁ・・悟空さったら色っぽい顔してるだなぁ)」 気がつくと、押し倒されたのか、悟空の下になっていた。なぜか悟空は、唇からどんどん下に移動をしている。 そしてとうとう、チチの下着を脱がし始めた。 「あぁん、悟空さあ~!!何する気だ~? ハァハァ・・・」 「大丈夫だチチ、怖くねぇから」 まだ膨らみかけではあるが弾力のある乳房を手でなぞってみせる。 「あふぁん・・・悟空さ、くすぐってぇだよぉ・・・はぁん」 「だろ?気持ちいいだろ?怖くねぇさ。そのままオラの言うとおりにするんだぞ じゃねえと痛いことになっちまうかもしれねえからな!」 296 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/12(月) 18 32 01 ID ??? と、悟空はチチの胸にちょこんとついている桃色の乳首を指で摘んでみた。 少女らしい独特の柔らかさが指の先から伝わってくる。 むにっ くりっ 「はああぁん!(いやんだ・・・。悟空さがおらの乳首を摘んでるだよ。こっぱずかしいだ~。)」 「チチの乳首は柔らけえなあ。可愛いぞ、チチィ。」 悟空はニヤニヤしながら、指に力を入れる。まだまだ小さな蕾はあっというまに固さをまし、プックリ立ってきた。 「きゃっ!おらの体どうなっちまっただ?」 「大丈夫だチチ。気持ちよくなるとこうなるんだ。もっと気持ちいことしてやるぞ。」 悟空は小さな蕾を口に含むと、舌先でころころと転がして刺激した。 少女の柔らかく甘い匂いが口いっぱいに広がる。年齢は違うが間違いなくチチの匂いだった。 ちゅっ ちゅっ 「はふぁああ。ご、悟空さあ・・・。おら、こっぱずかしいだよ・・・。」 大好きな人とは言えこんなことをされるなどと思ってもいなかったチチは、始めて来る快感に身を委ねていた。 「チチ・・・。おっぱいが小ちゃくてもおめえはやっぱりチチだなあ。」 乳首から口を離した悟空が呟く。目の前の少女とこうしていると、まるで大人になったチチを抱いているようだった。 「悟空さ・・・。おら、今のですごく気持ちよくなっただよ。もうどうにでもしてけれ!」 「そうか。わかった、痛くてもガマンするんだぞ。」 チチから許しをもらった悟空は、膨らみかけた乳房を両手で包むと優しく揉み始めた。 297 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/12(月) 18 45 56 ID ??? むにっ ふにっ まだ発展途上の柔らく小さな胸が、悟空の手の中で形を変えていく。 「あっ!はふぁぁああっ!」 「いいぞ、チチ。オラが揉んでおっぱいをでかくしてやるからな。」 悟空は手にかける力を強めていく。チチの乳房は張りをまし、普段よりすこし大きくなっていた。 「あああぁん!悟空さぁ・・・。」 悟空の揉み方が気持ちよかったのか、チチは頬を赤らめとろりとした表情をみせる。 そんなチチを見て、悟空はもっと色んな行為を試してみたくなった。 「チチ、揉むだけじゃつまんねえからおめえのおっぱいを吸うぞ。」 「やんだ、悟空さ。赤ちゃん見てえなことするのけ?」 しかし、悟空のいうおっぱいを吸う行為は赤ん坊のそれではなかった。 白い丘を口に含み、悟空は優しく吸い上げた。 ちゅっ チチの乳房に小さな赤い花のような跡が残る。同じような跡を悟空はたくさん乳房に刻みつけた。 「きゃっ・・・はふぅん!悟空さ、これが大人の吸い方だべ?」 「ははっ。チチにはまだ早かったかなあ。こうやっておっぱいに跡をいっぱい残すんだ。」 悟空はニコニコしながら説明する。そんな笑顔を見ているとチチはもっと新しい刺激が欲しくなった。 「悟空さ、さわるのは胸だけだか?他の所ももっとさわって欲しいだよ・・・。」 もじもじしながら、チチが潤んだ瞳で見つめてくる。悟空はそんな姿を見て興奮してきた。 「よ~し。じゃあ、オラがもっと教えてやる。何をされても我慢するんだぞ。」 悟空の手はチチの下半身にするすると降り、ビキニの中で止まった。聖域を開け放つ時がきたのだ。 298 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/12(月) 20 12 48 ID ??? 悟空の手は小さなビキニの中を無理矢理に進んだ。大人になったチチのように 柔らかな若草はなく、そこはすべすべとした丘だった。ビキニの中は見えないが、 指先に神経を集中させると、割れ目の始まるあたり、米粒のように尖った実の形 まで伝わってきた。 「えっ?や、くすぐったいいだよ、悟空さ。」 くすぐったいというより、嫌悪感の方が強い。 「やっぱ、怖いだよ、悟空さ。」 「じっとしてろって。怖くねえ。」 悟空の息はすでに荒く、チチの頼みに耳を貸す余裕もなく指を動かした。 悟空にしてみれば目の前の少女も、すでに妻となった未来の世界のチチも、 チチに変わりはない。 服の上からパンパンされたことすらチチにとっては、貞操を奪われたくらいの 一大事である。今されていることにどんな意味があるのかくらい、十分に理解 できた。 チチの頭に、自分を筋斗雲に乗せてくれた幼い悟空の笑顔が浮かんだ。 「やめてけろー!!」 チチの大音声に、さすがの悟空も動きが止まった。 「やめてけれ!おめえ、さっきタイムマシンで未来から来たって言ってただな? その未来でおめえは、未来のおらと結婚したんだべ?だったらこっただことして、 未来のおらに申し訳ねえと思わねえだか?おらもこの世界の悟空さに申し訳ねえだ!!」 チチは一気にまくしたてると、ワーッと泣き出した。 「悪かったな。つい、チチはチチだと思っちまって。もう、しねえよ。」 299 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/12(月) 21 37 01 ID ??? 悟空はビキニに入れた手をチチの背に回し、そっと抱きしめた。 チチの体は柔らかくて暖かった。未来のチチと変わらぬ感触だった。 「ごめんな、チチ。でも、こうやって抱きしめるならいいだろ?」 「悟空さ・・・。暖かいだよ。」 大きな悟空の腕に抱きしめられ、チチは夢心地であった。 本当に、自分の好きな悟空はこんなに大きな青年に育つのだろうか・・・。 「おら、悟空さが大きくなってびっくりしただよ。ええ男に育っただなあ。」 「ははっ。オラ、すごくチビだったもんなあ。おめえの悟空もすぐに大きくなるさ。」 悟空がウィンクしながら言う。おまえの悟空とはこの時代にいるチビの悟空のことをさすのだ。 「んだ。悟空さ、そろそろ未来にけえらねえと未来のおらが心配するだよ?」 「ああ、そうだなあ。チチ、おめえに会えてよかったぞ。」 悟空はにっこり微笑んだ。もうこの時代には未練が無いようだった・・・。 333 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/18(日) 17 50 46 ID ??? 299の続き 「チチ、オラもう帰んなきゃならねえ。悟天とトランクスが心配してるだろうなあ・・・。」 「悟空さ・・・。」 小さなチチは、悟空をじっと見つめた。澄んだ少女の瞳には愛しい人が映っていた。 「そんな顔するなよ。おめえにはちっちゃなオラが付いてるだろ?」 「んだ・・・。だども、大きな悟空さにはしばらく会えないだな・・・。」 と、チチはなにやらポケットから小さなものを取り出し悟空に手渡した。 「ん?何だこりゃ。」 「それ、おらのおっかあの形見だよ。おっかあがおっとうの嫁ごに来るときに持ってきただ。」 悟空の手のひらには、七色に光る石がついた小さな指輪が載っていた。日の光をうけてとても美しく輝いていた。 「チチ、こんな大切なものもらっちまっていいのか?」 「いいだよ。悟空さとまた会う時に返してもらうだ・・・。再会のしるしだべ?」 と、チチは悟空の頬に顔をよせて・・・優しく口付けた。 ちゅっ 「さよなら、悟空さ。また、未来でな?」 「ああ、またな・・・。」 悟空は名残惜しそうに、タイムマシンの着地地点を目指し飛び立った。 「悟空さ~! 元気でな~!」 「おう、また会おうな~!!」 チチは悟空の姿が見えなくなるまで手を振った。目には溢れるほど涙が流れていた。 334 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/18(日) 18 04 11 ID ??? 悟空は気を集中させ、悟天とトランクスの気を探した。二人の気はすぐに見つかった。 「お~い!悟天、トランクス~!」 「あっ!お父さんだよ、トランクス君・・・。お~い。」 悟天はタイムマシンの側で手を振っていた。隣のトランクスはタイムマシンの修理をしてるようだった。 「よう、おめえら無事だったか?」 「うん!トランクス君が今タイムマシンを直してるんだよ。」 カチャカチャと機械を直す音が聞こえ、煤で顔を真っ黒にしたトランクスが顔を見せた。 「これでよし・・・。おじさん、タイムマシンの修理が終わったよ。いつでも出発できるよ!」 「トランクス君すごいね~。発明家みた~い。」 「当ったり前だろ、悟天。おじいちゃんもママも科学者なんだぜ。これくらい朝飯前だよ。」 得意げな顔のトランクスは、パッパッとタイムマインの設定を終えた。 三人は少々窮屈な席に座り、時間飛行へ旅立つことにした。 「お父さん、ボクお腹すいちゃった・・・。早く帰って、おかあさんの作った料理が食べたいなあ・・・。」 「ははっ。オラもおんなじ事考えてたぞ。やっぱ親子だな~。」 悟空はふと、先ほど別れた少女時代のチチを思い出していた。ちゃんと家に帰ったであろうか・・・。 「おじさん、今から出発するよ。しっかりつかまって!」 トランクスの声にはっと我に帰った。その時にはタイムマシンはもう亜空間を飛行していた。 ギュイーン! 体をギュっと押しつぶされたような気分が襲ったかと思うと、タイムマシンはもうCCの倉庫に着陸していた。 「とうちゃ~く!へっへ~。やっぱ、オレって天才だぁ。」 「あら、トランクスに孫くん・・・。帰ってたの?」 背後から聞きなれた声がする。CCの副社長にしてトランクスの母親・ブルマがそこに立っていた。 「ゲッ!ママ・・・。」 「大きな物音がしたと思ったら、タイムマシンが無くなってるんだもの・・・。やっぱりアンタの仕業だったのね!」 その目は明らかに怒っていた。悟空は慌てて悟天を抱えると、 「じゃあな、トランクス。反省するんだぞ~。」 「あっ、おじさんズルイよ!悟天も・・・。」 シュッ あっという間に瞬間移動し、孫親子の姿は掻き消えた。取り残されたトランクスはこのあと3時間たっぷりと叱られたのであった・・・。 335 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/12/18(日) 18 20 05 ID ??? 悟空が瞬間移動で台所に現れると、ちょうどチチが夕食の準備をしていた。 「ひゃっ!悟空さ、いきなり瞬間移動で現われねえでってこの間言ったばかりだべ!」 「わりいわりい。悟天とトランクスのせいで遅くなっちまってよ~。」 頭を掻きながら、悟空がニヤニヤする。横からはもう空腹の悟天が夕食を待ちかねていた。 「ただいま~お母さん。ボク、お腹すいちゃった・・・。」 「悟天ちゃん、もうすぐ夕飯にするからちゃんと手を洗ってくるだよ。」 はーい。と返事をした悟天は洗面所にかけていった。二人きりになったところで、悟空は指輪を取り出す。 「なあ、チチ。この指輪覚えてっか?」 差し出された手のひらには、七色に光る石の指輪があった。 「これ・・・おらのおっかあの形見だ。どうして悟空さが持ってるだ?」 どうやら、未来のチチは悟空との約束を覚えてないようだった。 (そっか、やっぱり忘れちまったのかな・・・。) 悟空がうなだれたその時・・・。 「おら、小さな頃悟空さにそっくりな男に会ったことがあるだよ。その時この指輪を渡したことを覚えてるだ。 でも、どうして悟空さが?」 不思議そうな顔をしたチチを見て、悟空はにっこり微笑んだ。 「そっかあ・・・。それ、チチの母ちゃんの形見なんだろ。だったら、チチが着けてればいいじゃねえか。」 悟空は掌中の指輪をそっとチチの薬指にはめた。 「ほら、ピッタリだ。チチが身に着けてるほうが、チチの母ちゃんも喜ぶと思うぞ。」 「んだ・・・。おっかあの指輪きれいだな・・・。」 チチの指で七色の石は、二人の再会を祝福するようにひっそりと輝いていた。 後日、悟天はトランクスにこう語ったという。 「夕飯の時にね、ボクが手を洗って帰ってきたら台所でお母さんとお父さんがチューしてたんだ・・・。 ちょうどその時兄ちゃんが帰ってきて、まだ入っちゃダメって言うからしばらく待ってたんだよ。」 何でかなあ・・・と呟く親友の顔を見て、こいつ全然わかってねえのと思ったトランクスであった・・・。 END
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タイトル(コピペ用) ドラゴンボール3 悟空伝 ジャンル RPG このページを編集 海外タイトル 発売日 1989/10/27 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 国内版 ここを編集 記録 43 24 追記回数 Player riu TASVideosページ - TASVideosStatus - 転載元 - 分割リンク part2,おまけ マイリスト mylist/15640329 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
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【作品名】ドラゴンボールZII激神フリーザ!! 【ジャンル】ゲーム 【名前】悟空 【属性】宇宙人 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】太陽を一撃で破壊できる攻撃に掠り傷で耐える相手を一撃で殴り倒せる ひっさつわざ:一撃で太陽を破壊する威力かつ太陽を粉砕できる攻撃範囲の気弾 BEを10%消費する、射程数十万km、弾速はそれを一瞬、瞬間発動 【防御力】太陽を一撃で破壊できる攻撃に無傷で耐えられる 太陽を一撃で破壊できる攻撃に掠り傷で耐えられる相手を一撃で殴り殺せる相手の攻撃に無傷で耐えられる 重力修行時宇宙船の外に出ているので宇宙行動可能 100倍の重力下で行動可能 【素早さ】太陽の全景が見える距離(数十万km以上)から進路を変えた場合の宇宙船が太陽を1秒で避けて過ぎ去る描写から 数十万kmの距離+太陽の直径分の距離139万2000kmを1秒で移動できる宇宙船の速度 →数十万を20万kmとして、秒速159万2000km=光速の5倍以上の飛行速度 その宇宙船と同等の飛行速度。又、その速度で敵が20m先から体当たりしてきてから回避可能な反応速度 【特殊能力】現BE999 仙豆:HPとBEを全回復する、瞬間発動、17個所持 【長所】原作に負けず劣らずの攻防 【短所】素早さは遅い 【備考】ストーリーにおいて 地球に襲来した戦闘民族、サイヤ人のベジータ・ナッパを辛くも撃破したZ戦士達 悟空は重傷を負いピッコロは死亡、同一の存在である地球の神とドラゴンボールが消滅してしまったのだ 残るZ戦士たちはサイヤ人が漏らした「ナメック星」のドラゴンボールに一抹の望みを賭け、宇宙へと旅立つ その先に最大の恐怖が待ち受けているとも知らずに…。 Z戦士達がゲームでのメイン格であり、悟空はその一員なので主人公の一人だと判断できる このゲームでは、一度進めるごとにこの運命の選択によってイベントが起こります。 宇宙空間のみで起こるイベントに ベジータカード:宇宙のみで出現、隕石か太陽に接近してしまう 破壊すると全員のBEが10%減る、避け損ねると隕石;小ダメージ 太陽;大ダメージ がある 最低レベルのゴハン一人(他全員を戦闘不能にした状態)でもひっさつわざで太陽を一撃で破壊できるので その時に使える必殺技のエネルギーは(BP1700で威力17)は太陽破壊級の威力となる 最大レベルの悟空はその攻撃に無傷で耐えられる 参戦 vol.125 vol.125 314格無しさん2019/08/10(土) 13 22 18.76ID QaIW9++G 悟空(ドラゴンボールZII激神フリーザ!!) 太陽破壊光線 刹那・F・セイエイwithダブルオークアンタまでひっさつわざ勝ち マリオには防御で倒せないので負けのでマリオの下